物流デジタルサービスプロバイダー18社が8月に「物流DX会議」を開催 物流の社会最適を目指して共通プラットフォーム構築へ

物流デジタルサービスプロバイダー18社による共催セミナー「物流DX会議」が開催される。日時は2024年8月23日(金)10時より。YouTubeでオンライン配信。参加定員は800名で事前申込必須、参加は無料。
昨年8月24日に実施した「物流DX会議」の第2回め。物流2024年問題の解決のため、参加企業数は3倍の規模に拡大、特別ゲストも迎えて更に白熱した議論を行う。


物流DX会議を開催する背景と概要

荷主(発荷主・着荷主)と物流事業者(3PL、倉庫会社、運送事業者)が連携してモノを運ぶ物流業界では、限られた物流リソース(車・倉庫・人)を社会全体で最大活用することが重要とされる。しかし、各工程で個別のデジタルサービスが複数存在し、上流と下流の情報伝達をアナログに頼ることもまだ多い現状で、デジタルサービスを最大限活用するためには企業間の連携が必要な状況だ。

俗に言う「2024年問題」の2024年4月から3か月が経過し、人手不足をはじめとする様々な課題解決のための対策も待ったなしの状況の中、各デジタルサービス間の競争やユーザー側のシステム選択の自由を担保しながら、各工程のシステムが「つながる」ための取り組みと構築を目指す。

前回はその取り組みの第一歩として、現状の個別最適(個社単一拠点・単一工程のデジタル化)の限界と、各システムがつながった未来のビジョンを語る、という「総論」がパネルディスカッションで語られた。
今回は「各論」として、複数のシステム間で実際に連携した事例を、ユーザー企業の声とともに提供する。前回に続き、LOGISTICS TODAY編集長の赤澤氏がメインモデレーターを務める。


今後、ますます佳境に入ってゆく物流危機への対策として、デジタル化は避けられない。更に物流領域の根本課題を解決するには、デジタルサービスの提供者側が「協調領域」としてシステム間の連携を担保し、誰でも社会の物流リソースにアクセス可能なプラットフォームを形成することが不可欠となる。そのためには、より多くのデジタルサービスプロバイダーやユーザー企業(荷主企業・物流事業者)、官公庁や業界団体などの参画が必要、としている。

【イベント概要】
■開催日時 : 2024年8月23日(金) 10時~17時30分
■形式 : オンライン(Youtube配信)
■参加費 : 無料
■定員 : 800名(事前申込必須)
■申込期限 : 2024年8月22日(木)17時(※アーカイブ視聴も事前申込必須)
■参加申し込みURL : https://www.logi-today.com/635873

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ロボスタ編集部

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