株式会社ハクオウロボティクスは、自動フォークリフト「AutoFork」の導入検討を支援するWebツール「AutoFork搬送ルートシミュレーター」を公開した。
ユーザー自身が搬送時間・距離を試算可能に
これまで自動フォークリフトの導入検討では、搬送距離や処理能力の試算をメーカー側が行うケースが多く、ユーザーが初期段階で具体的な導入効果を把握しにくいという課題があった。
工場・倉庫ごとに搬送ルートや通路幅、運用条件が異なるため、「自社現場でどれだけの作業をどれだけの時間で自動化できるか」を早期に確認できることが、社内稟議においても重要とされていた。
今回公開した「AutoFork搬送ルートシミュレーター」では、ユーザーが倉庫・工場の図面や現場写真をアップロードし、実際の距離に合わせて縮尺を設定したうえで、搬送元・搬送先・走行ルート・荷積み荷下ろし回数を配置・設定することで、総搬送距離や概算サイクルタイムをブラウザ上で確認できる。


レポート出力・ローカル保存で稟議資料作成にも対応
試算結果はレポートとして出力でき、社内での導入検討や稟議資料の作成、関係者との情報共有に活用できる。また、作成データはローカルファイルとして保存・読み込みが可能で、検討途中の内容を継続編集したり、同社への問い合わせ時に共有したりすることで、具体的な導入相談へとスムーズにつなげられる。なお、読み込んだ図面・写真および作成データはサーバーには保存されない。
同社が開発・販売する「AutoFork」は、庫内搬送・工場内工程間搬送に対応した小型自動フォークリフトで、独自開発の自動運転ソフトウェアと物体認識技術を組み合わせた複数パレット一括自動認識や、物流機器との連携作業、最短で納入当日から自動搬送できる簡易なセットアップを特長とする。

同社は「『モノを運ぶ』のない世界へ」をミッションに掲げ、今後も導入検討を支援するツールや情報提供を拡充し、より多くの企業が自動化効果を具体的に把握しやすい環境づくりに取り組むとしている。
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