本日紹介するのは、個人制作のデスクトップ型コミュニケーションロボット「Peeqo」(ピーコ)。世界初のアニメーションGIFを使ってインタラクションする「GIFボット」だという。
Peeqoはどんなロボットなの?

卓上におけるサイズのロボット。顔がディスプレイ、頭の上部にスピーカー、耳部分にマイク、胸にカメラを設置している。ここまでは一般的な設計だ。

最大の特徴は、顔のディスプレイに表示されるのはアニメーションGIF、いわゆるアニGIFで、しゃべらずに短い動画でリアクションするという点にある。

またボディ部分はやわらかい素材というのも目新しい。今後ボディ素材の多様化はトレンドになりそうな気もしている。
また、デフォルトでメガネをしているロボットは珍しい。キャラクターとしてもなかなか魅力的だ。
Peeqoは感情表現がすごい
人間が呼びかけた内容に応じて、顔のディスプレイでアニメーションGIFを表示するのだが、これが予想以上にすごい。



以下動画で見るとその魅力的な様子が伝わると思う。
Peeqoを机の横に置いておきたいと思うのは僕だけだろうか?
Peeqoの中身は?
開発者のAbhishek Singh氏が個人で作り上げたもの。システム的には、Raspberry PiにArudinoを組み合わせたもの。

気になる音声認識はGoogle Cloud Speech API、応答処理はapi.aiを使っているとのこと。

4軸のモーターで多彩な動きを生み出している。声をかけると少し身体が伸びるのだが、その仕組みもこの内部構造によるものだ。

プラスチックの硬いフレームはこの部分だけで、胴体部分は柔らかい素材が使われているのがわかる。
細かい情報は開発者のサイトで公開されている。
すべてオープンソースへ!
現在公式サイトにおいて、「すぐにPeeqoのすべてをオープンソースにする予定である」とアナウンスされている。

気になる方は、メールアドレスを登録しておくと公開時に連絡がくるようになっている。また直接開発者にメールもできる。
アニGIF好きにはたまらないロボット!市販されるといいなぁ。







