Googleが「Voice Experience」と題して音声で制御するペーパークラフト「Paper Signals(ペーパーシグナルス)」を発表した。
Paper Signalsとは?
Paper Signalsは「声でコントロールするビルド・イット・ユア・オブジェクト」と呼ぶ製品で、サーボを組み込んで動かすという新しい電子工作ペーパークラフトだ。
Paper Signalsの作り方
作るのに必要なのはスマホ、紙、プリンタ、Paper Signals Bundleと工作道具だけとシンプルだ。
1. パーツを準備する

スマートフォン、その他工作道具を用意する。
それとは別に「Paper Signals Bundle」を購入する必要がある。価格は24.95ドル。これが動きを与えるパーツになる。
2. テンプレートを印刷する

作りたいオブジェクトのテンプレートを選ぶ。現在、降水確率を表示する「Umbrella」、株価や相場を表示する「Arrow」、気温や湿度を表示する「Pants」、タイマーのカウントを表示する「Countdown」、ロケットの打ち上げを表示する「Rocket」が公開中だ。
選んだテンプレートをインクジェットプリンタで印刷する。
3. 組み立てる

ペーパークラフトの要領で切り取り、組み立てていく。
4. 音声で制御する

AndroidとiOSのいずれかに搭載されたGoogle Assistant経由で完成したPaper Signalsを制御する。
この「Umbrella」の場合、降水確率に応じて傘の広がり方が変わるという仕組みだ。音声で問い合わせた結果を可視化するという試みとして非常に面白いと思う。
この公開されているPaper Signalはオープンソースのためカスタムしたり、自分で考えて作って公開したりと、楽しみ方は広がりそうだ。








