2018年1月24日、Strategy Analyticsのアナリスト、David Watkins氏がApple HomePodの出荷予測を発表した。
この予測によれば、HomePodの2018年出荷台数は380万台に達し、スマートスピーカー全体の出荷台数の10%未満のシェアになるという。このHomePodの出荷位台数はAppleが利用可能にすると発表した5カ国(アメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ)を想定したもの。
控えめな予測結果にはいくつかの理由があるという。高音質なスマートスピーカーは既に市場に投下されていること、HomePodでは音楽ストリーミングサービスに現状ではApple Musicしか使えないこと、既に多くのAppleユーザーはAmazonとGoogleのいずれかのスマートスピーカーユーザーを所有している可能性があり、そのユーザーがHomePodに切り替える可能性は低いと考えられることなどだ。
今後AppleはSiriの改善のための投資を早急に進め、さらにHomeKitのエコシステムを大幅に拡大していかなければ、ニッチプレイヤーになってしまう危険性があるという。


