2018年4月18日、米VoiceraがWrappupを買収したことを発表した。

Voiceraは企業向けAI音声アシスタントEvaを開発するスタートアップ。自動的に会議の議事録をテキスト化し、話者を認識し、さらに議事録を要約するサービスを展開している。Voiceraはe.venturesなどからシリーズAラウンドとしておよそ約15.6億円を調達していた。その時点での時価総額は43億円規模と評価されていた。
一方買収されたWrappupはAIによるノートアプリを開発していたスタートアップで、サービスの目指す方向はVoiceraはとほぼ同じ。しかしアプローチは異なる部分があった。そのため、むしろお互いのサービスを補完でき、シナジーが生み出しやすいとの判断で今回の結論に至った。WrappupのチームはVoiceraチームに加わり、プラットフォームの成長と最先端の人工知能の研究開発に引き続き取り組んでいくという。
なお今回の買収額は非公開だ。
僕はこう思った:
企業向け音声アシスタント領域はAlexa for Businessの登場はじめ、注目が高まってきた分野なので、今後も様々な動きがみられそうですね。
ロボスタ / 音声アシスタント特集

