企業向けAI開発のスタートアップ、Jane.aiがシリーズAで840万ドルの調達を発表した。
Janeは社内向けAIオフィス向けアシスタントプラットフォーム。社内の情報システムと統合され、チームメンバーにカスタム情報を提供する。
Janeが答えられなかった質問は同僚に送信され、同僚が回答すると、Janeはそれを覚えて次にその質問には自動的に回答できるようになる。つまり使えば使うほど賢くなり、組織全体の知識ベースになっていくというコンセプトだ。
職場で使えるアシスタントとしてのAlexa for Businessと、企業システムとしてカスタムできるIBM Watsonとの中間的なポジションのソリューションといえる。
「社内情報の検索にかかっている職場全体の時間コストが削減できる」という、明確なメリットを打ち出しているAIアシスタントとして、今後の展開も注目していきたい。
ロボスタ / 音声アシスタント特集