中国の電気自動車メーカー、BYTONがCES 2019にて新型SUV「M-Byte」を発表した。
電気自動車ながら航続距離は約400kmを確保。価格は約4万ドルとのことで性能面、価格面とも米国テスラの良いライバルになりそうなモデルとなっている。
ロボスタで注目したいポイントは、このM-ByteにはAmazon Alexaを搭載している点にある。独自OSのByton Byte OSにAmazon Alexaを統合する形だという。車載Alexaとして通話・メッセージング、Amazon Musicの再生、スケジュール通知、その他Alexaで使える機能は呼び出せるようになっている。個人を識別して声の主に合わせたプレイリストを再生することもできるという。
インテリアに目を向けるとShared Experience Display(SED)と呼ぶ量産車用の世界最大となる49インチのディスプレイが目を引く。この横長ディスプレイ以外にも、ドライバーが操作するための2つのタッチディスプレイをステアリングホイール中央とセンターコンソール部に搭載。さらに後部座席用にもタッチディスプレイを搭載している。画面がこれほどまで多様された車は珍しいだろう。
M-Byteの生産は2019年後半に開始され、2020年に米国、ヨーロッパで発売予定となっている。
Source:BYTON