アメリカのロボット開発会社・Anki社によるロボット「Vector」が、Amazon Alexaに対応した。
VectorはCozmoの進化版で音声によるやりとりが可能になったモデルで「Hey, Vector」と話しかけることで、様々な質問に答えてもらえるようになっていた。
これに加えて今回米国とカナダでAmazon Alexaが統合された。「Alexa」と呼びかけるとVectorの顔は青いAlexaらしいリング表示になる。
Alexa起動後はスマートホームデバイスの制御や、買い物リストの管理、リマインダー設定、他にもさまざまなAlexaの機能が呼び出せる。ただし、Spotify、SiriusXM、Pandoraなどの音楽ストリーミングサービス、通話サービス、Kindle/Andibleの読み上げなどがサポートされないといった例外もある。
なお「Hey, Vector」と呼びかけることで今までどおり、Alexaではできないロボットらしいコマンドが使える。例えば写真を撮って、こちらに来て、遊んで、といった機能だ。またさまざまな質問の対応についてはSoundHoud社のHoundifyが採用されている。
価格は249ドル(約27500円)で、今後イギリスとオーストラリアで発売する予定だという。日本での発売も期待したい。
Source:Anki