コカコーラ本社ビルで警備ロボットのトライアル運用中 セントラル警備が2022年初頭の商用サービス開始予定

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セントラル警備保障株式会社(CSP)は、エッジAI解析などの先端技術を搭載した自律走行型警備ロボットにより、2021年6月より日本コカ・コーラ株式会社本社ビルにてトライアル運用を開始しており、2022年初頭の警備ロボット商用サービス開始を予定していることを、2021年8月30日に発表した。
同警備ロボットは、設定されたルートに従って自律的に可能。異常を検知した際には、ロボットが光や音による警告を行えるため、動くことなく現場を監視する立哨警備及び巡回警備にロボットを活用できる。
警備ロボットはAI解析をしながら6時間以上の連続走行が見込めるバッテリーを標準搭載。エレベーターとの連携機能も有しており、長時間連続走行機能を活かして、ロボットが複数フロアを夜間自動巡回することも可能だ。同社は、警備員と警備ロボットがチームとなって警備業務を担うことにより、プロフェッショナルな人的警備と技術を結集したロボット警備を融合し、費用対効果の高い警備サービスの提供を目指すと述べている。



同ロボットの主な機能

本体に搭載したセンサーからの情報により自律走行をする。高性能エッジPC(GPU搭載)にAI画像解析機能(ディープラーニング)を実装し、高い精度の行動解析機能を実現した。

(1)行動解析:人検知、転倒検知、白杖検知など
※環境によって精度が異なるため、実用性を個別に確認する必要がある。
(2)顔認証:ブラックリスト/ホワイトリスト
※標準モデルは物体認識モデルですが、顔認証モデルの選択も可能だ。
(3)高温検知:不審火や高温などの熱源を検知
(4)ライブ映像監視
(5)常時録画:前方・後方の証拠映像を録画
(6)威嚇:音声、ブザー音、フラッシュライトによる威嚇
(7)通話:IPインターホン組み込み


ロボット デザインイメージ

▼ 仕様

サイズH1700×W500×D600[mm]
重量約100kg
連続稼働時間6時間以上(バッテリー交換で更に長時間稼働が可能)
充電時間約5時間
走行速度最大4km/h
センサーレーザーセンサー、3Dカメラ、バンパーセンサー
《ロボスタ編集部》

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