配膳ロボット「KettyBot」を検体搬送の用途で国内初導入 Senxeed Robotics、カラダテラス海老名で稼働

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サービスロボットのローカライズとグロース支援を行うSenxeed Robotics株式会社(旧:IGP ROBOTICS株式会社)は、海老名駅前開発プロジェクト「ViNA GARDENS PERCH(ビナガーデンズパーチ)」にて、社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス(JMA)が運営するカラダテラス海老名に、配膳ロボット「KettyBot」を検体搬送ロボットとして、国内で初めて導入したことを2022年5月2日に発表した。

同社では、医療機関向けのロボットソリューションとして、複数のロボットの提案・導入を進めている。今回、カラダテラス海老名がViNA GARDENS PERCHに移転することで、検体搬送のためのフロア内移動が200mほどの距離となった。同搬送は1日に何度も行う必要があり、業務改善の一環として検体搬送ロボットの導入が決定。
同社のパートナー企業であるテクノホライゾン社の協力のもと、フロアを安全にかつスムーズに自律移動できる配膳ロボットの「KettyBot」を導入することで、検体搬送業務の効率化を実現。同年4月より実運用を開始しており、稼働も順調のため、5月以降も継続的に活用して行く予定だ。

▼ 4月のロボット稼働状況

用途検体搬送
稼働日月曜日~土曜日
走行距離1日平均3km
特記事項・人や物にぶつかる等のトラブルは、発生しませんでした。
・操作方法も簡単で、担当者もロボットにすぐ慣れました。



KettyBotの概要

優れた障害物回避能力や移動能力を有する最新式の広告ディスプレイ付配膳ロボットです。
AI音声対話機能、SLAM機能、複数ロボット協働作業機能等を有し、独自のマッピング機能により作られた地図のエリアでの配膳、広告巡回を安全かつ正確に行う。
ホスピタリティ業界だけでなく、すでに国内の医療業界でも活躍している同ロボットの日常業務については、以下の動画で見ることができる。
■【動画】Ketty Bot(横浜保土ケ谷眼科クリニックの院長へのインタビュー)

▼KettyBot
サイズ545×537×1290mm
重量38kg
特徴・コンパクトなデザインで狭い道も歩行可能
・18.5インチの大型ディスプレイ付き
・音声機能によるコミュニケーションが可能




同社が提案する医療機関向けのロボットソリューション

同社では、同ロボット以外にも医療機関向けに以下のロボットソリューションを提案している。

・検温機能付きコミュニケーションロボット「Cruzr」による、検温業務や案内業務の効率化
・エレベーター連携可能な運搬ロボット「WUUTER」による、院内でのおつかい業務の効率化
・紫外線照射ロボット「ADIBOT」による、自律移動かつ短時間での除菌
《ロボスタ編集部》

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