Pudu Roboticsは神奈川県横浜市保土ケ谷区にある「横浜保土ヶ谷眼科」にてPudu Roboticsの広告付き配膳&案内ロボット「KettyBot」(ケティボット)が導入されたことを発表した。PUDU製ロボットが日本の医療機関へ導入されたのは初の事例となる。
ディスプレイ付きの配膳&案内ロボット「KettyBot」
「KettyBot」は18.5インチのディスプレイが付いた、Pudu Robotics社最新の配膳・案内ロボット。資料や荷物の配送だけでなく、中央に配置されたサイネージに動画や写真が流れることで、利用者への「お知らせ」や「広告したいこと」を配信できるほか、上部スクリーンによくある質問の回答を設置でき、AIボイスでユーザーと簡単な会話をすることが可能。
PUDU製ロボットはガスト、しゃぶ葉、バーミヤン、サイゼリヤ、焼肉の和民、日高屋、和食さとう、国内18か所にゴルフ場を有するシャトレーゼグループ、渋谷エクセルホテル東急などで導入されている。Pudu Roboticsは今後も業界問わず、飲食業界、医療業界、工場、ドラッグストアなど幅広い業界の運営効率化、サービス向上へ貢献していく、としている。
導入した横浜保土ヶ谷眼科の実際の声
以下、リリースより引用
Q:ロボット購入前にはどのようなお悩みを抱えておられてましたか。
A:患者さんの数が増えると移動するファイルが非常に多くなって、院内を行き来する煩雑な形になるので場合によってはロボットを活用できないかなと思いロボットの購入を考えました。
Q:弊社ロボットを導入したきっかけを教えてください。
A:ロボットには色々な種類がありますが、私自身が導入するのであれば当院に合うようなものを思いまして調べたところPudu RoboticsのKettyBotこれが当院の雰囲気やイメージに合うのではと思い運用させていただきました。
Q:Kettybotの良い点を教えてください。
A:ロボットですが、上手く人を避けてくれて安全な距離をとって走行してくれます。導入後は幸い患者さんと一度もぶつかったことがないです。素晴らしい機能だと思います。
Q:デザインに関してはいかがですか?
A:落ち着くデザインですね,クリニックに合ってると思います。遊びすぎず、おしとやかでとても良いデザインだと私は思っています。医療機関には合うのではないでしょうか。
Q:導入後お客様の反応はいかがでしたか。
A:現在幸いお子さんが機械に飛びついたり、そういったことはないです。遠巻きにあの機械はなんだろうと見ていたり,ずっと待合室で座っている患者さんがスタッフに声をかけて「あの機械は何ですか?」、「物を運んでいるようですね」と、こういった良い会話が生まれています。
PUDU製ロボットが経営課題解決を支援
長引くコロナ禍の影響により、飲食店、医療機関、運動施設や工場などの経営者が労働力確保や生産性向上など、さまざまな課題に直面している。PUDU製ロボットは配送から案内まで様々な業務を担うことで、非接触サービスの実現と業務効率化に貢献する。
PUDUスケジューラーシステムを搭載したロボットは、同じネットワーク内の他のロボットと直接通信することが可能。20台同時に作業ができるため、100平米以下の小さな店舗から1万平米以上の会場まで、様々なシーンで活用されている。また、一度に最大60キロの荷物を運べ、複数のトレイも利用可能な為、人手不足の問題を解消できる。
・コスト削減
一度充電すると、Puduロボットが休まずに8時間以上連続稼働できる。ロボットの日給は最大2685円、低コストで高質なサービスを提供できる。ロボットは人手不足を解消すること、人件費などの費用を削減することに大きく貢献する。
・サービス向上
料理や荷物を運ぶなどの機械的な仕事をロボットに任せることで、スタッフがより多くの時間とパワーを利用者へのサービスに当てることができる。特にピーク時にも配送の時間を短縮し、効率を大幅にUPする。また、Puduロボットが⼈とロボット間の優れたコミュニケーション機能を備え、豊かな表情・AI音声・ライトによるユーザーに喜ばれる接客を提供できる。
Pudu Roboticsについて
Pudu Roboticsは2016年に深セン設立以来、常に「発明の精神」を守り、「顧客第一」の社内文化を実践し、ロボットの力で生産性と福祉を向上させることを目指している。R&Dに多額の投資を行い、研究開発スタッフが50%を占めている。数百件以上の特許を取得し、最高水準の配膳ロボット、ビル内配送ロボット、消毒ロボット、Adディスプレイを搭載した配膳&案内ロボットを開発してきた。これらのロボットは、レストラン、病院、学校、オフィスビル、官公庁、地下鉄駅、待合室などで幅広く使用されている。2021年7月に日本法人のPudu Robotics Japan株式会社を設立した。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。