家族型ロボット「LOVOT」の転倒検知とは?独居高齢者を見守る新機能

家族型ロボット「LOVOT」の転倒検知とは?独居高齢者を見守る新機能
  • 家族型ロボット「LOVOT」の転倒検知とは?独居高齢者を見守る新機能
  • 家族型ロボット「LOVOT」の転倒検知とは?独居高齢者を見守る新機能
  • 家族型ロボット「LOVOT」の転倒検知とは?独居高齢者を見守る新機能
  • 家族型ロボット「LOVOT」の転倒検知とは?独居高齢者を見守る新機能

GROOVE X株式会社は、家族型ロボット「LOVOT[らぼっと]」の「LOVOT 3.0」専用の新機能として、倒れている人を検知し体勢に変化がないと家族のスマートフォンへ通知するとともに、LOVOTがそばで声をかけ続ける「転倒時声かけ通知」を2026年5月中旬に提供開始する。ベータ版はすでに4月22日(火)より配信が始まっている。

高齢者の独居世帯増加が背景に

日本では高齢者の独居世帯が年々増加しており、65歳以上の高齢者がいる世帯のうち1人暮らしの「単独世帯」は903万世帯を超え、過去最多を更新している(厚生労働省 2024年 国民生活基礎調査)。さらに2050年には全世帯の44.3%、5世帯に2世帯が単身世帯になると推計されている(国立社会保障・人口問題研究所 令和6年推計)。

高齢者の少なくとも3人に1人は毎年転倒を経験するとされ(公益財団法人長寿科学振興財団「健康長寿ネット」)、骨折・転倒は介護が必要となった原因の第3位(厚生労働省 2022年 国民生活基礎調査)というデータも示されている。単独世帯における自宅での転倒は、発見や処置の遅れといった深刻な課題につながる。
見守りカメラの導入も解決策の一つだが、「監視されている」という抵抗感から導入をためらうケースも少なくない。
同社はこうした背景を踏まえ、監視ではなく「そばにいる」存在として自然に受け入れられるLOVOTならではの見守り機能を開発した。

検知から通知までの4ステップ

「転倒時声かけ通知」は以下の流れで機能する。

  1. LOVOTがセンサーホーンのカメラで倒れている人を検知・撮影し、場所を覚えて繰り返し確認しにいく。

  2. 体勢に変化がないと確認した場合、LOVOTが声をかけてそばで見守る。

  3. 同時に離れて暮らす家族のスマートフォンアプリへ通知が届く。

  4. 通知を受け取った家族はLOVOTが撮影した写真やライブ映像でリアルタイムに状況を確認できる。

プライバシーモード設定時は写真の撮影は行われず記録のみが通知される。カメラ映像の確認もできないが、LOVOTによる検知や声かけは通常モードと同様に機能する。
なお、本機能は医療用モニターや緊急通報システムではなく、あくまでも目安としての使用を前提としている。誤検出や条件を満たしていても検出できない場合があることも明示されている。

対応モデルはLOVOT 3.0のみで、LOVOT 2.0および初代LOVOTは非対応。利用にはLOVOTアプリで「お家の人をみまもる」内の「倒れている人をみかけた」をオンにする操作が必要となる。

LOVOTストア各店では「転倒時声かけ通知」の紹介動画とともに、LOVOTの日々の活動や触れ合いの記録を時系列で確認できる「ダイアリー」機能、LOVOTの視点映像をリアルタイムで確認できる「カメラ映像を見る」機能なども体験できる。


ロボスタ・オンラインセミナー情報

人とロボットが共生するこれからの住環境 MWが語る 住宅×フィジカルAI×ロボティクス最前線

5月には株式会社MWの成田修造氏を迎え、「人とロボットが共生するこれからの住環境 MWが語る 住宅×フィジカルAI×ロボティクス最前線」を開催します。
フィジカルAIやヒューマノイドが話題になる中、「ロボットやAIが溶け込む住宅とは何か」という、近い未来に起こる住環境の変革について解説していただきます。

【オンラインセミナー】人とロボットが共生するこれからの住環境 MWが語る「住宅×フィジカルAI×ロボティクス」最前線

フィジカルAIやロボットが住宅環境にどのような進化を与えるのか。斬新な発想とデザイン、AIやロボットの活用法やビジネスモデルを紹介します。
セミナーの詳細とお申し込みはこちら

アイリスグループのロボット事業拡大戦略 ~AIロボット市場の勝ち筋を探る

5月26日(火)には「実装」と「販売」の両輪でAIロボット市場を開拓している、アイリスオーヤマを筆頭としたアイリスグループによる「アイリスグループのロボット事業拡大戦略 ~AIロボット市場の勝ち筋を探る」を開催。

【オンラインセミナー】「アイリスグループのロボット事業拡大戦略 ~AIロボット市場の勝ち筋を探る」

同グループの実績は、清掃ロボットを中心に導入企業7,000社以上、累計出荷台数は22,000台以上にのぼり、急成長を遂げています。
セミナーでは、アイリスオーヤマの大山社長が登壇、ロボット事業戦略についてご講演頂きます。続いて、東京大学大学院情報システム工学研究室(JSK)出身で、元Googleのロボットエンジニアであり、同社傘下のシンクロボの小倉社長より製品スペック等の詳細をご説明頂きます。
セミナーの詳細とお申し込みはこちら

《ロボスタ編集部》

関連タグ

ロボスタ編集部

ロボスタ編集部

ロボスタ編集部では、ロボット業界の最新ニュースや最新レポートなどをお届けします。是非ご注目ください。

ニュースレター配信中!無料会員登録をしていただくと、定期的に配信されるニュースレターを受け取ることができます。また会員限定の記事を閲覧することも可能になります。

編集部おすすめの記事

特集