中国のエンボディドAI企業AGIBOTは2026年5月22日(金)、インドネシアのローカルパートナーであるASIX(Sinarmasグループ傘下のAIアクセラレーター)と共同で、ジャカルタで開催された文化イベントにヒューマノイドロボット「AGIBOT A2」を出展した。
A2は同イベントで司会進行、書道パフォーマンス、ダンス披露、来場者との交流など多彩なデモンストレーションを実施。
特に注目を集めたのは、書道アーティストとA2が共同で「Tea for Harmony」という文字を書き上げたシーンで、文化芸術とエンボディドAIの融合という新たな可能性を示した。
エンボディドAIの実用展開へ
AGIBOT 中東・アジア太平洋地域担当のアベル・デン氏は、「今年はAGIBOTの技術が広く実用展開できる段階に達した重要な年だ。ASIXとともに、より高度なエンボディドAIソリューションをインドネシア市場に届ける」と述べた。
同社が掲げるコアアーキテクチャは「One Body, Three Intelligences」で、インタラクティブ知能・タスク知能・モーション知能の3つを統合する。
2026年3月時点でのグローバル累計生産台数は1万台を超えている。
製造・物流・小売など幅広い用途を視野に
今回のイベントは文化・エンターテインメント領域での活用にとどまらず、インドネシア市場の拡大起点としても位置づけられている。
AGIBOTとASIXは今後、生産ラインでの荷役・搬送、物流仕分け、案内サービス、小売アシスタント、商業施設向けサービスステーション、警備・巡回、商業清掃など、生産性向上を目的とした幅広い用途への展開を探る方針だ。