太極拳を披露し注目集めるヒューマノイド「Z01」中国建設機械大手ZoomlionがKOMATEK 2026で初公開

太極拳を披露し注目集めるヒューマノイド「Z01」中国建設機械大手ZoomlionがKOMATEK 2026で初公開

中国の建設機械大手Zoomlion Heavy Industry Science & Technology(以下、Zoomlion)は、トルコ・イスタンブールで開催された「KOMATEK 2026」において、ヒューマノイドロボット「Z01」を初公開した。

同展示会では40機種以上の高性能建設機械も出展し、総額10億人民元を超える受注を獲得。その中でもZ01は会場内で最も注目を集めた展示の一つとなった。

太極拳デモで動作制御技術を実証

Z01は産業協働・インテリジェントガイダンス・教育用途を想定して設計された二足歩行のヒューマノイドロボットだ。

展示期間中のライブデモでは太極拳のルーティンを披露し、高度な動作制御、動的バランス維持、人間とロボットの相互作用能力を実証。多くの来場者が足を止め、大きな反響を呼んだ。

2025年末時点で4カテゴリ8体のプロトタイプを開発済み

Zoomlionは中国の建設機械業界において産業用IoT技術に最も早期から投資した企業の一つであり、AI搭載の産業インターネット子会社「Zvalley」を通じてデジタル基盤を構築。約1,300人の技術・研究開発人材が支える体制を整えている。

2024年以降はエンボディドAI技術の開発を加速し、ロボットハードウェア、コアコンポーネント、意思決定・動作制御システム、ソフトウェアエコシステムを網羅する包括的な技術フレームワークを確立した。

2025年末時点ではヒューマノイドロボットおよびホイール型ロボットを含む4カテゴリ8体のプロトタイプを開発済みで、Zoomlion Smart Cityにおいて物流搬送・工場点検・積み降ろし・事前組立・品質検査などの実環境検証を完了している。

2026年の「Hannover Messe 2026」ではエンボディドAI開発プラットフォーム「Robot Ops」を公開し、ヒューマノイドロボットと物流ロボットの協調動作を実演。研究段階から産業グレードの実用段階への移行を示した。

同社はエンボディドAIロボットおよび関連新興産業を第3の成長曲線と位置づけ、建設機械・農業機械・鉱山機械の変革にも活用を進めながら、大規模な産業展開に向けた基盤整備を着実に進めている。

《ロボスタ編集部》

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