LimX Dynamicsは、同社のヒューマノイドロボット「Olie」に搭載されているAI「COSA」の大幅なアップグレードを実施。2026年7月23日に公式YouTubeで動画を公開している。
この更新により、対話能力、身体動作、および多言語対応の3つの側面で飛躍的な進化を遂げ、人間とのより自然な交流が可能となっている。
対話用大規模言語モデルの刷新と応答速度の向上
今回のアップグレードの中核となるのは、刷新された対話用大規模言語モデル(LLM)の導入である。これにより、ユーザーの問いかけに対する平均応答時間は従来から50%短縮され、待機時間の少ないスムーズな対話を実現する。
また、単に音声で答えるだけでなく、対話内容に連動して動く繊細な擬人化ジェスチャーを生成する機能を習得している。手先の動きを交えることで、単なる情報の伝達にとどまらない、人間同士のようなコミュニケーションの臨場感を演出することに成功した。

音声指令による多様なアクション制御
身体動作についても、音声による制御範囲が大幅に拡張された。特定のキーワードによる動作だけでなく、複雑なアクション指令への対応が可能となっている。
公開されたデモンストレーションでは、握手に応じる動作や、リズムに合わせた情熱的なダンスの披露など、高度なバランス感覚を要する動きが音声のみの指示で完結している。


移動とパフォーマンスを声一つで操れるようになったことで、ヒューマノイドロボットとしての実用性と親しみやすさが両立されている。
11言語と方言を網羅するグローバル対応
特筆すべきは、11種類の言語に対応した自由な言語切り替え機能の搭載である。中国語、英語、ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語といった主要言語を網羅しており、瞬時に切り替えて対話を継続できる。
また、標準語にとどまらず、特定地域の方言を用いたユーモアのある対話にも対応する。





