UBTECH製ヒューマノイドをGA Roboticsが国内で提供開始 研究開発・商用・産業用の3機種

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UBTECH製ヒューマノイドロボットの日本正規代理店である株式会社GA Roboticsは、中国のUBTECH Roboticsが開発した3機種を2026年6月30日より日本国内で提供開始した。

研究開発向けのフルサイズヒューマノイド「Walker Tienkung DEX」、商用サービス向けの「Walker C1」、製造・物流向けの産業用ヒューマノイド「Cruzr Y1」を揃え、研究の現場から接客・案内、搬送・仕分けまで用途に合わせて選べるラインアップとなる。

研究開発向け「Walker Tienkung DEX」

身長約169cm・重量約64.5kgのフルサイズヒューマノイドで、フィジカルAIの研究を実機で進めるプラットフォームとして設計されている。

3軸の腰部と最大400Nmの高トルク関節により、ランニングや起き上がりといったダイナミックな動作に対応する。

AI演算にはNVIDIA Jetson AGX Thor(2070TOPS)を搭載し、クラウドに頼らず本体側で大規模AIモデルを動作させられる。オープンソースAIモデルやROS2対応の開発環境、SDK・URDF、20以上の実機動作データも公開されており、大学・研究機関でのアルゴリズム開発や産業・物流タスクの研究、案内・警備といった用途への活用が想定されている。

商用サービス向け「Walker C1」

身長164cm・体重55kgと人に近いプロポーションを持ち、全身53軸の関節によるしなやかな動きが特徴だ。NVIDIA Jetson Thorとマルチモーダル大規模モデルを活用し、視覚言語ナビゲーション(VLN)や視覚言語行動(VLA)に対応することで、目的地への案内や対象物の探索・把持を自律的に行う。

主要なAI処理を本体側で実行するためネットワーク環境が不安定な場所でも動作し、顔や音声などのプライバシー情報を外部に送らない設計となっている。柔軟な力制御や転倒保護など27項目の安全設計を採用し、受付・案内やイベント接客、施設内巡回での運用を見込む。

産業用ヒューマノイド「Cruzr Y1」

製造ラインや倉庫での搬送、荷物の積み下ろし、加工機への部品投入・取り出し、仕分けといった繰り返し作業を担う産業向けのヒューマノイドロボットだ。

片腕7軸・長さ750mmのアームを左右に搭載し、両腕で最大10kgの荷物を扱える。腰部荷受けトレイと垂直昇降機構により、床から高さ1.8mまでの範囲で作業でき、リン酸鉄リチウム電池で4時間以上の連続稼働が可能。レーザーSLAMと両眼ビジョンで周囲を把握し、クラウド上の管理画面から複数台の作業割り当てやスケジュール管理も行える。

GA Roboticsについて

GA Roboticsは、グリットアーツ株式会社が築いてきた365日対応の保守・運用体制を基盤に、導入前のPoC(実証実験)から導入後の保守までを一貫して支援する。

今回の3機種同時投入により、研究開発から商用サービス、製造・物流まで、現場の用途に応じてヒューマノイドロボットを選べる体制を整えた形と言える。


ロボスタオンラインセミナー情報

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JR西日本が導入した「汎用人型重機」人機一体の金岡博士が登壇

「あまねく世界からフィジカルな苦役を無用とする」。
「汎用人型重機」「多機能鉄道重機」という新たな産業ロボットの概念を切り拓いてきた人機一体の代表、金岡博士がオンラインセミナー「人機一体に聞く「人型重機とフィジカルAI」社会実装のリアル ~人を拡張するロボットの最前線~」に登壇。
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【オンラインセミナー】人機一体に聞く「人型重機とフィジカルAI」社会実装のリアル ~人を拡張するロボットの最前線~

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ロボットの世界大会「ロボカップ」にもヒューマノイド・フィジカルAIの波

ヒューマノイドとフィジカルAIで変革期を迎える「ロボカップ」の現状を解説するセミナー「ロボカップはヒューマノイド・フィジカルAI時代へ 世界大会2026が示すロボット競技の変革と新潮流」を開催します。

【セミナー】ロボカップはヒューマノイド・フィジカルAI時代へ 世界大会2026が示すロボット競技の変革と新潮流

「2050年までにサッカーのFIFAワールドカップ優勝チームに勝てる完全自律型ヒューマノイドチームを実現する」という壮大な目標を掲げて、ロボット競技の世界大会「ロボカップ」は1997年に日本からスタートしました。サッカーは認識、判断、移動、協調行動などAIとロボティクスの要素技術を総合的に必要とするため、研究開発を加速させる共通課題として選ばれました。

その後、レスキュー、ホーム/サービス、産業応用(インダストリー)などへ分野を拡大し、世界中の研究者や学生が参加するロボット・AI研究の国際プラットフォームへと発展しています。
本セミナーでは、ロボカップ日本委員会理事長であり、東京情報デザイン専門職大学教授の岡田浩之先生をお迎えし、ロボカップの歴史と現在地、ヒューマノイド化が進む背景、各リーグの最新動向、そして日本が直面する課題について解説いただきます。

さらに、韓国で2026年7月に開催される「RoboCup 2026世界大会」の現地レポートとして、写真や動画を交えながら、世界大会の最前線で何が起きているのかをご紹介いただきます。

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《ロボスタ編集部》

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