Astribotは2026年10月3日、同社のヒューマノイド「Astribot T1」を米国ピッツバーグで開かれたIROS 2026で展示した様子を約1分半の動画をYouTubeで公開した。
動画の概要
活用例として、「Efficient Training(効率的な学習)」「Rapid Deployment(迅速な展開)」「Long-Horizon Execution(長い手順の実行)」の3種類が紹介されている。
Efficient Training(効率的な学習)
Robbyantの物流仕分けは、必要なデータ収集が10時間だけで、さまざまな種類の荷物を仕分けられるという。

ヒューマノイド向け基盤モデル「Lumo-2」は高速ボールキャッチで、部屋で子どもが机の上から送り出すボールを、ロボットが受け止める。同社独自のワールドアクションモデル(World Action Model、WAM)が正確な予測を可能にしている。

Rapid Deployment(迅速な展開)
ポップコーン販売で、音声で対話しながら自律的にポップコーンを紙コップへ盛り付ける。テロップは「Quick Deployment Completed(短期間で導入が完了した)」と伝えている。

タブレットで商品を選んで注文すると、ロボットがすばやく商品を取り出して手渡す場面も。


Long-Horizon Execution(長い手順の実行)
エプロンを着けたロボットが複数の工程を続けてこなしたり、 ロボットが移動して食べ物を届けるシーンも確認できる。


液体の混合、実験器具の整理、作業台の清掃をこなす化学実験の場面も。

リアルな声
動画の後半ではリアルなフィードバックも紹介されている。遠隔操作の技術に関して一歩前進という評価や、胴体をはじめ多くの部位に自由度があり、人の体を模倣しているように見える点がロボットとして好きだと語る意見が確認できる。


価格とコンセプト
T1の価格は18,000米ドルからで、同社は「AI That Grows by Doing(実践を通じて成長するAI)」を掲げている。
ロボスタオンラインセミナー情報
ロボスタでは、国産のヒューマノイドや四足歩行ロボットの開発・量産を目指すHighlandersの増岡宏哉CEOをお招きし、オンラインセミナー「国産ヒューマノイド『N』量産と知能化への挑戦 Highlandersが描くフィジカルAIと実世界データ戦略」を10月22日(木)に開催します。

Highlandersは、三菱自動車の工場で活用するヒューマノイドロボットの共同開発と、京都製作所京都工場におけるHighlanders製品の量産化について協議を進め、2027年の早い時期の生産開始を検討しています。
また、ロボットを製造、物流、インフラなどの現場で稼働させ、視覚、力覚、触覚、遠隔操作などの実世界データを蓄積。そのデータを独自のフィジカルAI基盤モデルの学習に活用し、進化したAIを再びロボットへ展開する「データフライホイール」の構築を掲げています。
セミナーでは、国産ヒューマノイドの社会実装と量産、日本発のフィジカルAI産業の可能性などについて深掘りしていきます。ぜひご参加ください。
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