一般社団法人超多様は、展示「みんなの脳世界2026~超多様~」を2026年11月7日(土)・8日(日)に開催する。会場は東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー1階のポートホールで、入場料は無料。「ちょっと先のおもしろい未来 –CHANGE TOMORROW-」内のプログラムとして実施される。
なお、本展示はニューロダイバーシティ(脳や神経の多様性)を主題とするイベントで、ロボット・AIを専門とするものではない。ただ、出展の一部にはロボットアームの操作や触覚を伝える遠隔ロボット、AI対話ロボットなど、ロボスタの読者が関心を寄せそうなテクノロジーが含まれているため、その部分を中心に紹介する。
大学・研究所・企業など100の展示が集まる
みんなの脳世界は、一人ひとりの感じ方や認知の違いに触れる体験型の展示だ。見えているもの、聞こえている音、情報の受け取り方や疲れやすさは人によって異なる。その違いを体験することで、脳や神経、感覚の多様性について考えるきっかけをつくる。さらに、テクノロジーによる感覚や能力の補完・拡張や、ダイバーシティ&インクルージョンの視点からの環境の再設計によって、誰もが「ちから」を発揮できる社会を提案するという。
展示数は、2023年の33から2024年は55、2025年は77と増え、2026年は100となる。出展者は大学、研究所、企業、団体と幅広い。
展示は「多様な世界」「多彩な五感」「個の拡張」「環境の調整」「社会の創造」の5つのエリアで構成される。

ロボット・AI関連の主な展示
ロボットやAIに関わる展示は以下の通りだ。
「あごで動かす、もうひとつの手!― ロボットアームを操ってみよう」(東京大学 葛岡 鳴海研究室)
「触覚VRでつなぐ職人の手 ―遠くのロボットが金属に模様を描く―」(東京科学大学 葭田研究室、株式会社新光ステンレス研磨、NEDO「二重過程理論に基づく研磨技能の模倣学習の研究開発」チーム)
「遠くの世界と、身体でつながる」(名古屋工業大学 触覚学研究室)
「『伝えたい体験』を共有するAI対話ロボット」(大阪工業大学 廣井研究室、茨城工業高等専門学校、Pomona College)
「指先の変形から触覚を予測するAI」(上智大学)
「分身AIが一緒に考えてくれるAR会話支援」(龍谷大学 藤本研究室)
「KotodamaVR:AIによる包摂的VR空間の生成」(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 身体性メディアプロジェクト、COI-NEXT Minds1020Lab)
ロボットアームを身体の別の部位で操作する体験や、触覚を遠隔のロボットに伝える展示は、人の身体能力をテクノロジーで拡張する取り組みとして位置づけられている。ロボットが人の感覚や動作を補う可能性を、実際に触れて確かめられる機会といえる。
このほか、立体音響を使ったカームエリア、ロービジョン体験、点字ブロックや教育に関する展示など、ロボット・AI以外の多様なテーマも並ぶ。ここで紹介した以外にも複数の展示が準備中で、詳細は順次公開される予定だ。
ニューロダイバーシティアワード2026の表彰式も
関連イベントとして、11月8日(日)13:00~13:50に「ニューロダイバーシティアワード2026」の表彰式が行われる。
このアワードは、ニューロダイバーシティに関する功績のあるテクノロジー、プロダクト、ソーシャルアクションなどを称えるもので、今年は世界17か国から応募があった。会場は同じく東京ポートシティ竹芝で、入場は無料。
開催概要
名称 | みんなの脳世界2026~超多様~ |
|---|---|
日程 | 2026年11月7日(土)・8日(日) |
時間 | 11月7日(土) 11:00~17:00/11月8日(日) 10:00~17:00 |
会場 | 東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー1階 ポートホール(東京都港区海岸1-7-1) |
入場料 | 無料 |
主催 | 一般社団法人超多様 |
超多様は、これまでB Lab内で活動してきた「ニューロダイバーシティプロジェクト」の活動を発展・継承して組織化した法人だ。
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