「真相報道バンキシャ!(日本テレビ)」のロボット特集

7月19日の「真相報道バンキシャ!(日本テレビ)」でロボット特集をやっていました。

最初に紹介されたのが、先日ハウステンボスにオープンした「変なホテル」。こちらは日本初のロボットがおもてなししてくれるホテルです。

 変なホテル
 http://www.h-n-h.jp/

ハウステンボス澤田秀雄社長は「ロボットでどういうコミュニケーションがとれるか。世界のホテルを変えてみたい」と意気込みを語ります。

受付では、NAO・女性型ロボット・恐竜型ロボットの3体がお出迎えしてくれます。ロボットにフルネームを伝えると受付が行えます。

3歳の心都ちゃんは恐竜ロボットを見て泣き出してしまいました。それほど精巧につくられてるってことなんでしょうね。

荷物を運んでくれるのは、専用のポーターロボット。あら?運んでいる途中で同じ言葉を言い続けて止まってしまいました。たまにはこういうことも起こりますが、ボタンを押すとすぐに普通の動作に戻りました。

部屋の中にはハウステンボスのマスコットキャラクター型のロボットちゅーりーがお出迎えしてくれるのですすが、喋ってもなかなか反応してくれません。ロボットが聞き取りやすいようにゆっくり喋るといいんですね。

宿泊した人は「ロボットが戸惑う時もありますが、それはそれで楽しめました」という感想を言います。

ハウステンボス澤田社長はこう言います「ちょっとずつまだ改善は必要かなという感じはしましたけど、ほぼ問題ないかと。より楽しい変なホテルにしていきたいですね」。

変なホテルへの問い合わせは順調に増えているそうです。


次は、ロボット開発の最前線。大阪府豊中市にある大阪大学の石黒浩特別教授の研究所へ。

石黒教授が現在開発中の「コミュー」は、社会的対話型ロボットです。

 社会的対話ロボット「CommU(コミュー)」
 http://www.vstone.co.jp/products/sota/

ロボットが適当にしゃべるので、人間は素直に答えてもらえばいいと言います。

スタッフの方が試してみると、きちんと会話が成立しました。でもロボットは人間の言葉を理解していません。なぜ会話が成立するのでしょうか?

石黒教授は「ロボットが2人いてロボット同士で物語が成立すれば、その物語に人間が参加するだけで対話感が生まれる」と言います。

さらに石黒先生は「人との対話を通じていろんなサービスを提供することが、次の産業の1つの中核になるんじゃないか」とも言います。

このようなロボットを「サービス分野ロボット」と呼びますが、NEDOロボット白書の市場予測グラフを見てみると、今後急激に広がっていくことが分かります。


最後に神奈川県相模原市の有料老人ホーム、ネクサスコート橋本へ。ここには、コミュニケーションロボットの「パルロ」が導入されています。パルロは既に250カ所の介護施設などで利用実績があるロボットです。

 会話ロボット最先端! PALRO(パルロ)
 http://palro.jp/

パルロの元である、富士ソフト ロボット事業部の高羽俊行氏はこう言います。「ロボットのパルロがレクリエーションの司会進行をすることによって、その時間は介護者の方は他の業務に関わることができ、介護不可の軽減というのを狙っています」

パルロは、音声認識機能を搭載し、100名以上の名前や以前の会話を記憶できるので、データを基に話題をふることができます。

ロボットと会話をしてみた藤枝さんはこう言います。「(ロボットとの会話は)なかなか面白かったです。パルロくんの頭は繊細でね、たいしたもんだと思っている」。

本日のコメンテーター、ロボットクリエーターの高橋智隆さんによると「変なホテル」という一風変わった名前は、ロボットへのハードルを下げるために、あえてこういう名前にしたそうですよ。

これから徐々にいろんなことができることになっていくであろう、サービスロボットの進化に期待ですね。

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北構 武憲
北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットがどのように社会に浸透していくかに注目しています。