バンタンデザイン研究所 高等部での「Pepperを使った授業」を見学に行きました

バンタンデザイン研究所 高等部でPepperを使った授業を行っているという話を聞きまして、見学に行ってきました。

恵比寿駅近くの校舎に潜入。

おおー、教室にPepperがいる!なんかテンション高いポーズしてるね。

この授業「Pepperプロジェクト」は「ファッション x IT」をテーマに、高校生がロボットのある日常を写真、ファッションショー、ビジネス企画で実現するもの。

今行われているのは「フォトセッション・ターム」で、”Pepperのある未来のライフスタイル”と”Pepperの感情表現”の2つの課題を、Pepperを主人公にした写真で表現をチャレンジします。

8月下旬に作品プレゼンテーションと審査があり、優秀作品に選ばれた写真作品は都内で公開されるほか、11月22日のバンタン高等学院文化祭で展示されるそうです。

バンタンデザイン研究所高等部1年生と2年生の43人が受講する、産学協同プロジェクトで、全体進行役として、慶應義塾大学経済学部の藤田康範教授が毎回授業に参加。学生たちが考える企画のファシリテーションを行います。

とうことで、Pepperが大事な役目を担っているのです。

先日は、Pepper開発の聖地ことアルデバラン・アトリエ秋葉原でChoregrapheを学ぶ課外授業も行ったそうですよ。


今回の授業では、写真作品をつくりあげるために、チームごとにテーマとシチュエーションを考えるというものでした。

藤田教授が順番に各チームに加わり、生徒さんのアイデアを広げたり、切り口を変えて提示してみたりされてます。

僕もチームメンバーが話し合っているところに同席して、自由な発想だったり、しっかり考えられたアイデアだったり、いろいろと楽しく聞かせていただきました。

こちらのチームはPepperとの結婚式というアイデアで、雑誌からイメージに合う写真を選んでいろいろと想像を膨らませています。

ほかにも、こんなアイデアが出てきました。

 ・未来のPepperをイメージした時に、Pepperのタブレットが逆に未来っぽくない

 ・Pepperの本体は家にあって、持ち運び用の小さいPepperを外出時に持ち歩く

 ・病気の時、Pepperが代わりに学校に行って、友達と一緒に遊んでもらう

 ・将来はコミュ障のPepperが出てきちゃうかも

大人の考えつかないようなイメージがたくさん出てきました。あとは、そのアイデアをどうやって写真に落としこむかですね。

どういう作品が出来上がってくるのか、楽しみです!

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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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