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『日経ロボティクス 2015年8月号』を読みました(後編)

新創刊の『日経ロボティクス』を読みました。

ということで、個人的に気になった記事をご紹介の後編(最終回)です。


ROS(Robot Operating System)の特集では、ROSに関する概要からエコシステム、機能の紹介がされてました。

ROSとは、ロボット開発に関するオープンソースソフトウエアで、今年のDARPA Robotics Challengeでは、参加23チーム中、18チームが利用しておりました。ロボット用ソフトのデファクトスタンダードになりつつあるROSについて、掲載の記事を見ると理解が深まります。

ROSでは、設定はビルドのツールを標準装備しており、高性能ライブラリも充実しているので、ROSを使い、数日ほどで部屋の地図を作成し、障害物を自律的に回避しながら移動させられるようなことが可能になるそうです。

また、開発者コミュニティも活発で、新規の質問に対し、約7割ほどに満足な回答がされるそうです。誰も回答義務がないにもかかわらず、この解答率は素晴らしいです。


個人的に気になった記事はこんな感じなのですが、これ以外にも以下のようなトピックスについて記事が掲載されています。
 ・ファナックがディープラーニングを産業用ロボットに適用する技術開発に
 ・オリンパスが内視鏡手術支援ロボに参入
  ・ノウハウの蓄積進めるドローン事業者
  ・ドローンのフライアウエイ対策
  ・オープンソースの水中ロボット「OpenROV」
  ・グーグルがロボットを外販する際、SCHAFTの寄付分を示す義務
  ・DARPAの深層
  ・「中国製造2025」でロボットが2位に大躍進。購入補助金政策も開始
  ・Neural Turing Machineはアルゴリズムの学習の第一歩
  ・「ロボット法」は今後制定されるのか
  ・標準プラットフォームを用いた競技で、サービスロボットのガラパゴス化から脱却を
  ・東芝など、原子炉格納容器の内部調査ロボットを8月に現場投入へ
  ・安川電機、左右対称レイアウトが可能な塗装ロボットを発売
  ・川崎重工、作業車との協業が可能な双腕ロボットを開発
  ・フラワー・ロボティクス、家庭用ロボ「Patin」のプロトタイプ公開


「日経ロボティクス」は書店では販売しておらず、インターネットでの年間購読からでしか読むことができません。

全部読んでみた感想は「非常に勉強になって読んでよかった」です。

インターネットでもロボットに関する様々な記事を読むことができますが、それよりも厚み・深みのある内容の記事揃いで、それぞれのトピックスに対する考察が深まりました。

また、なかなか情報を得ることのできない海外のロボット情報も、現地の情報に精通した専門家の方による記事があったので、読んで初めて知ったことがいくつもありました。

読んでいろいろと勉強になったので、業務にフィードバックしたいと思います。

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北構 武憲
北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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