富士通のメディエイタロボット「RoboPin(ロボピン)」を見てきた!【モデルは地図のピン】

東京国際フォーラムにて開催中の「富士通フォーラム2016」。こちらの展示会では、富士通の最新テクノロジーが展示されており、日本国内だけでなく、世界中から見学者が訪れます。同展示会に、富士通の新しいロボットが展示されていると聞きつけ、さっそく見に行ってきました!

ロボピンの開発を行ったのは、富士通グループの研究開発を担う「富士通研究所」。同研究所では、これまでにも様々なロボットを開発してきました。

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(画像)富士通研究所:「富士通研究所のロボットの歴史」から引用

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そして、今回新たに展示されたロボットが、こちらのメディエイタロボット「RoboPin(ロボピン)」。メディエイタ(mediator)とは「仲裁人」を意味する単語で、人と人、人とシステムの間にRoboPinが入り、良い関係性を構築したいという思いで開発されました。

一見「目玉親父」のようにも見えますが、ロボピンのモデルは地図のピン()。富士通フォーラムでは、会場内の案内役として活躍していました。

ロボピンは6つのサーボモーターが搭載された6軸ロボット。顔の中心にはカメラが付いており、背中にはタッチセンサーが搭載されています。今回の展示では、会場内の騒音を想定し、外部スピーカーから音声が出るという仕組みになっていました。また同じ理由で、展示されているものには音声認識は搭載されておらず、スタッフの方がタッチパネルとタッチセンサーで操作を行いました。もちろん技術的には音声認識も音声合成も導入可能です。


来場者のネームホルダーに同梱されたBeaconから、訪れた人の事前登録情報を読み取る。そして事前登録した「興味」を基に、RoboPinが会場のおすすめ展示を案内してくれる。

どうやって立っているのか、気になって尋ねてみると、ターンテーブルの下にもRoboPinの体の一部が埋め込まれているんだそう。そのターンテーブルに隠れた部分にはサーボモーターも入っており、これによりお辞儀をすることもできるようです。

ロボピンの開発がスタートしたのは、今年の1月。今回の富士通フォーラムを通じて得られた意見を基に、今後の方針やビジネス展開も画策していくとのことで、今後SDKの配布も検討中とのこと。

イントネーションは、ロボピン↓じゃなくて、ロボピン↑みたいですよ。手の動きとか、かわいかったです。

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ロボットスタート株式会社

ロボットスタートはネット広告・ネットメディアに知見のあるメンバーが、AI・ロボティクス技術を活用して新しいサービスを生み出すために創業した会社です。 2014年の創業以来、コミュニケーションロボット・スマートスピーカー・AI音声アシスタント領域など一貫して音声領域を中心に事業を進めてきました。 わたしたちの得意分野を生かして、いままでに市場に存在していないサービスを自社開発し、世の中を良い方向に変えていきたいと考えています。

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