ロボットアプリ開発実績トップクラスの2社「ヘッドウォータース」と「フューブライト・コミュニケーションズ」が戦略的協業を開始

日本国内でも有数のロボットアプリ開発・導入実績をもつ株式会社ヘッドウォータースと、介護、ヘルスケア、テレコミュニケーション分野におけるPepperアプリ開発・導入のリーディングカンパニーであるフューブライト・コミュニケーションズ株式会社はロボティクス事業における戦略的協業を開始したことを発表した。

コミュニケーションロボットは現在、企業や店舗による導入が進んでいる一方で、「ビジネス活用にうまく取り組めている事例は少ないのが現状」と、両社は今回の協業の背景を説明。

ヘッドウォータースは、目新しさによる”集客”という役割にプラスして、より実用的な”業務”を遂行し、世の中で活躍できるロボットの普及に挑んでおり、コミュニケーションロボットアプリ開発事業にいち早く参入して多くのロボットアプリ開発実績を築いてきただけではなく、国内最大級のロボットアプリ開発体制を敷いている。2015年には、そのノウハウを活用したクラウドロボティクスサービス「SynApps(シナップス)」を展開し、人工知能(AI)を始めとした様々なWebサービスと連携して、より高機能なロボットアプリをリリースしてきた実績を持つ。

一方フューブライト・コミュニケーションズは、介護業界での多くのロボアプリ実証実験を通し、ロボットアプリコンテストに2連続最優秀賞受賞、さらにはアジア太平洋高齢者ケア・イノベーションアワードで最優秀賞を受賞し、新たな領域におけるロボットアプリ活用を提案・開発しているロボアプリカンパニー。

両社は「今後、世の中でロボットを普及させ市場を拡大していくためには、より多くの経験とロボット活用場面の提案、充実したアプリ開発体制、サービス連携と運用体制が必要である」という考えに共感し合い、協業を開始するに至った。

協業第一弾として、フューブライト・コミュニケーションズが実施するロボットコンサルティングやアプリ開発に、ヘッドウォータースのクラウドロボティクスサービス「SynApps」のテクノロジーを活用し、ロボット技術およびロボット導入におけるコンサルティング領域とマーケティング領域の連携強化を図る。

本協業を通じて、ヘッドウォータースの得意としている小売店や金融業における接客ロボットと、フューブライト・コミュニケーションズが得意とする介護・ヘルスケア領域における高齢者対話ロボットの知見を融合させることにより、より実用的で活用しやすいロボットアプリの展開が可能になるという。

今回の連携を皮切りに、今後も両社の強みを相互活用した協業を行っていく予定だ。

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ロボスタ編集部

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