【動画あり】パナソニックが最新ロボットに関する公式発表、高さ35cmの「卓上パートナーロボット」

Panasonic Corporation of North Americaは、人の様なスムーズな動きで、人とのコミュニケーション機能を持った卓上パートナーロボットを開発・試作したことを発表した。今回、この試作品をラスベガス市(ネバダ州)において2017年1月5~8日の会期で開催されるCES2017に出展する。

このパートナーロボットは「たまご型」をしたユニークな形をしている。サイズは、最大直径が290mm、高さが最小時に350mm、最大時には485mmになる。重さは3.7kgで、最大移動速度は3.5km/hだ。バッテリーはリチウムイオンバッテリーを搭載し、約6時間可動することができる。対応言語は今の所英語だけのようだ。

この中に同社が開発・蓄積をした、効率的な電池や電力の利用法、画像や映像を用いた表現方法、あるいはセンサやナビゲーションの活用方法等の独自の技術やノウハウが詰め込まれており、これらとネットワークを利用することにより、このロボットは様々なサービスを提供することができるようになるという。

このパートナーロボットはプロジェクターを内蔵しており、まるで「たまご」の殻を開け閉めするようにしてプロジェクターを出したり、仕舞ったりする。またロボットは、この「たまご」の殻を前後に振ったり、上下に動かしたりするが、この時の動きは同社が開発したサーボ制御技術により非常にスムーズで、まるで人間が操っているような器用な動きをする。この器用な動きとロボットが発する子供のような声により、現実に存在する生き物のような雰囲気を実現している。さらにプロジェクターと子供のような声を連動させることにより、自然なコミュニケーションを実現するだけでなく、ロボットに対する愛着感も生まれるようにしているという。


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電源が入っていない状態ではタマゴ型で、電源が入ると殻を開け閉めしたような動きをする。中からはプロジェクターが出てくる。

このパートナーロボットは、Wi-Fiによってネットワークに接続することが可能。そのため自然言語生成技術を利用した、なめらかで親しみのある会話を実現するだけではなく、クラウドの活用や、遠隔地とのコミュニケーションもできる。内蔵プロジェクターを利用すれば、遠隔地教育などさまざまことが実現可能だ。

今回、このパートナーロボットは「外観や動きのデザインに注力して開発をしている」と同社は話す。このロボットの開発を担当したデザイン部門では、今回のCESへの出展を通じて得られた意見や提案を参考に、本ロボットのデザインや機能の更なる高度化を図っていくようだ。

Panasonic Corporation of North Americaでは、このパートナーロボットに関しアメリカ国内外を含め、特許および意匠登録の出願をしている。

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ロボスタ編集部
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