Biorobotics Laboratoryが作った動物型ロボットが凄い

BBC「Spy in the Wild」の動物型ロボットがリアルすぎて、動物も騙される件でお伝えしたリアルな動物ロボット。その作り手の紹介です。

動物型ロボットを手掛けたのは国立ローザンヌ工科大学(EPFL)のバイオロボティクスラボ(Biorobotics Laboratory -BioRob)



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Photo: YouTube / EPFL – Biorobotics Laboratory

まず、このワニ型ロボット。まったくワニにしか見えない。



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Photo: YouTube / EPFL – Biorobotics Laboratory

中身はいわゆるロボットぽいものになっているが、生物情報科学という切り口で、動きは元になる生物を研究し、その動きを模した構造になっている。



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Photo: YouTube / EPFL – Biorobotics Laboratory

カバーが無い状態での動きは、機械と生き物の中間のように思える。



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Photo: YouTube / EPFL – Biorobotics Laboratory

これにリアルに仕上げられたカバーを取り付けることで動物型ロボットが完成する。



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Photo: YouTube / EPFL – Biorobotics Laboratory

大自然の中に放り込まれるロボットは、ますますそのリアルさを増す。



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Photo: YouTube / EPFL – Biorobotics Laboratory

水面を泳ぐさまはもう、人間であっても、ワニであっても、本物かどうか区別できないほどだ。これにカメラを仕込ませて、ワニの生態を撮影するというBBCの取り組みをロボット工学の研究所が支えていたわけだ。



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Photo: YouTube / EPFL – Biorobotics Laboratory

お腹の中には内蔵ではなく、サーボや制御部分が入っている。なんともシュールな光景だ。


オリジナルの動画でその未来を見てほしい。


僕はこう思った:
BBC「Spy in the Wild」、おすすめです!



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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