ロボカップ公式ページの最新インタビューは千葉工大と愛知県立大学院の学生「ポイントは機械学習」
2017年5月16日
By ロボスタ編集部
ロボット競技の世界大会「ロボカップ2017名古屋世界大会」の開催まで、あと2ヶ月と少しに迫っている。
ロボカップ2017の公式ホームページでは、ロボカップ出場経験があり、今年の名古屋世界大会への出場も予定している大学生のインタビュー記事を掲載している。
登場しているのはいずれも男子学生で、千葉工業大学(CIT) 学生 CIT Brainsチームリーダーの関 遥太さんと、愛知県立大学大学院 Camellia Dragonsチームの日髙 憲太さんだ。
千葉工業大学(CIT)の関 遥太さん
愛知県立大学大学院の日髙 憲太さん
CITの関さんは、ロボカップサッカー、ヒューマノイドのキッドサイズに出場予定。
一方、愛知県立大学大学院の日髙さんはロボカップサッカー、標準プラットフォームリーグ、ソフトバンクロボティクスのNAOを使ったリーグに出場予定。
インタビュー記事では、ロボットサッカーのレベルアップに重要な技術としてふたりとも「機械学習」を挙げている。
ただし、ロボットを改造(制作)できるキッドサイズの関さんはGPUコンピュータボードを搭載してディープラーニングを研究、一方、ロボット自体の改造がルール上許されない標準プラットフォームの日髙さんは負荷の高いディープラーニング以外の機械学習で技術のステップアップを模索、とアプローチは異なる。
出場選手であり、かつ学生たちのインタビュー記事は、下記のURLで閲覧することができる。
ロボカップ 2017名古屋世界大会 インタビュー
ディープラーニングの導入でビジョン技術がステップアップ、ヒューマノイドリーグの進化とロボットの耐久性(千葉工業大学(CIT)の関遥太氏)
レベル向上の鍵はボール認識と動作を素早くすること。少しずつでもできることが増えていくのが楽しい(愛知県立大学大学院の日髙憲太氏)
ディープラーニングの導入でビジョン技術がステップアップ、ヒューマノイドリーグの進化とロボットの耐久性(千葉工業大学(CIT)の関遥太氏)
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