【Amazon Alexa 最新情報】「Amazon Echo」は品切れ、Alexa搭載デバイスは更に増加

Google Assistantの活発な動きは前回紹介したが、今回はAmazon Alexaの話題をお届けしたい。日本ではまだまだ馴染みの薄いAlexaだが、海外を見渡すと、Alexa関連の情報が非常に多いことがわかる。今回は中でも最新情報に絞ってお伝えしていく。



Amazon Echo品切れ中


9月1日現在、Amazon Echoが「現在品切れ」となっている。「いつ在庫が戻るか」も不明である。このまま在庫切れが続くのであれば、新しいEchoの登場は近いかもしれないと期待が膨らむ。

一方、小型で価格も安い「Echo Dot」は現在も販売されている。

外部リンク
Amazon / Amazon Echo


Amazon Alexaの子供向けスキル登場!


8月31日、13歳未満の「子供向けのスキル」についての情報が、Amazon公式ブログで紹介された。

現在公開されたのは、セサミストリートスキル、スポンジボブスキル、動物泣き声クイズなど。子供向けスキルを初めて使う時は、両親がAlexaアプリで承認する必要があるという。


Amazon Alexa Multi Room Music登場


8月29日、以前より報道されていた複数の部屋で同じ音楽を再生できる機能「Amazon Alexa Multi Room Music」が登場した。

これは設置場所(部屋など)ごとにグルーピングをして、一括で指示を与えることができる機能だ。例えば、1階のリビングとキッチンにある「Amazon Echo」を「1階」とグルーピングしておけば、「1階でビートルズ流して」などと2台のデバイスにまとめて指示することができるようになる。


Sonos Smart Speaker?


Alexa搭載のデバイスが複数発表されはじめているが、注目の一つはSonosのスマートスピーカーだろう。これは10月4日に発表と報道されている。Alexaに対応しているだけでなく、独自のAI音声アシスタントを積んでいるという推測もされている。


ONKYOのAlexa搭載スマートスピーカー、P3とF4


ONKYOは、8月31日、Alexaおよび「DTS Play-Fi」搭載のスマートスピーカー2機種を発表した。「DTS Play-Fi」とは、、従来のホームWi-Fiネットワーク経由で屋内スピーカーなら何台でも、スマートフォン、タブレット、ラップトップ、デスクトップPC等から高品質かつ無損失の楽曲をワイヤレスストリームすることができる技術。

これらが搭載されたスマートスピーカー「P3(VC-PX30)」はONKYOブランドにて、2017年10月下旬より英国・ドイツで発売、そしてスマートスピーカー「F4 (VA-FW40)」 はEliteブランドにて、2017年10月下旬より米国で発売する。


Motorola moto X4


9月1日、モトローラの新作スマートフォン、「Amazon Alexa」搭載の「moto x4」が登場した。従来のmotoシリーズからデザインを踏襲しつつ、このAlexa対応、デュアルカメラ対応など、機能面が進化している。


Alexaの進化やスキルの増加に伴い、Alexaを搭載するデバイスも爆発的に増え続けている。まだAlexaが日本語に対応していないこともあり、日本への影響は限定的だが、今後いずれかのタイミングでAlexaが日本に入ってきた際には、日本のメーカーにも大きな影響を与えていくことだろう。

外部リンク
motorola moto x4

僕はこう思った:

AI音声アシスタント関連のニュース、ひっきりなしで大変です。毎日なんらかの動きがあり、最新情報のキャッチアップをするのも一苦労です。

ロボットスタートでは、スマートスピーカーに関する様々なコンサルティングを行っています。もしご興味がありましたらご連絡ください。

またスマートスピーカーに興味のある方は以下のFacebookグループにも参加をどうぞ。随時情報交換を行っています。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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