森ビル、六本木ヒルズでZMPの自動走行宅配ロボットを活用した実証実験を開始。エレベータを使用し書類を配達

森ビル株式会社は、株式会社ZMPと共同で、自動走行する宅配ロボット「CarriRo Delivery(キャリロデリバリー)」の実証実験を六本木ヒルズを舞台に開始する。

森ビルは、「都市におけるAIを搭載した自動走行宅配ロボットの活用」に関して、技術面やサービス面の検証を行い、社会的にも高い関心を集める物流のラストワンマイル問題の解決を目指すという。


物流の大きな課題「ラストワンマイル」解決へ向けて

CarriRo Deliveryの紹介動画

現在、物流に関しては、荷物量の増加や人材不足が大きな課題となっている。特に、集配施設から届け先までの最後の「ラストワンマイル」における業務の効率化が求めら
れているのだという。六本木ヒルズでは、2003 年の開業時から集荷や配送を集約する共同物流センターを設置することで、集配の効率化を図っているが、今後のさらなる効率化や利便性向上のために、新たな配達サービスの導入を検討しているという。

AI自動走行宅配ロボットの活用に関して行う今回の実験は、住む、働く、遊ぶ、学ぶ、憩う…等、様々な都市機能が高度に複合したコンパクトシティである「六本木ヒルズ」を舞台とすることで、垂直移動から平面移動まで、多様な物流形態を想定し、実際の街における技術面やサービス面の検証を行うものだ。



第一段階として、本ロボットを使用し、六本木ヒルズ内の物流センターから森タワー内オフィスに、エレベータを使用して書類等の荷物を配達する実験を実施。今後は、物流センターからテレビ朝日の社屋等の六本木ヒルズ内各施設に荷物を運搬する実験もスタートする予定だ。

将来的には、オフィスワーカーへのコーヒーデリバリーや、居住者への荷物の配達等、六本木ヒルズのサービス利便性のさらなる向上のための AI 自動走行宅配ロボット導入も検討している。

森ビルは、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボ等、最先端の研究機関や大学、企業と連携し、様々な共同研究や実証実験に取り組んでいる。あらゆる活動の舞台である都市は最先端技術における絶好の実験場であり、森ビルは「今後も、六本木ヒルズをはじめとした“ヒルズ”を舞台に実験や発信を重ねながら、都市とライフスタイルの未来を描き続け、イノベーションを生み出す都市づくりを実践することで、国際都市・東京の磁力向上に貢献してまいります」と展望を述べている。

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ロボスタ編集部
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