舞台「プルートゥ PLUTO」にPepperが特別出演!

舞台「プルートゥ PLUTO」にソフトバンクロボティクスの「Pepper」(ペッパー)が特別出演するようだ。
公演は1月6日(土)より Bunkamuraシアターコクーンにて開幕する。

「プルートゥ PLUTO」は手塚治虫の鉄腕アトム「地上最大のロボット」をリメイクした漫画「PLUTO」を舞台化した作品で、今回は再演となる。
漫画「PLUTO」は「20世紀少年」や「モンスター」などを描いた人気漫画家・浦沢直樹氏の作品で、ストーリーは長崎尚志氏が共同制作者となっている。

コミック「PLUTO」 (舞台「プルートゥ PLUTO」公式ホームページより)

演出・振付は、ローレンス・オリヴィエ賞を2度受賞し、2014年には母国ベルギーでその活動が高い評価を得て国王から爵位の名誉称号を授与された世界的な振付家、シディ・ラルビ・シェルカウイ氏が担当。幼少期より手塚作品に多大なる影響を受けており、2011 年に手塚の思想・生涯を描いた『テ ヅカ TeZukA』を創作。更に 2015 年に、浦沢、長崎作品のファンでもあったシェルカウイの長年の夢が叶い、本作の上演が実現したと言う。


主演は森山未來と土屋太鳳

主演には、俳優、ダンサーといった垣根を越えて高い評価を得ている森山未來。2015年の公演で “心揺さぶる”と絶賛された「アトム」に再び挑む。不思議な能力を持つ「ウラン」とゲジヒトの妻「ヘレナ」役には、本作が初舞台となる土屋太鳳。更に、若手実力派俳優の大東駿介(ゲジヒト)、際立った活躍ぶりが光るベテラン吉見一豊(お茶の水博士)、孤高の存在感を持つ吹越満(アブラー)、そして、日本を代表する個性派俳優の柄本明(天馬博士)らが脇を固める布陣。

Pepperは初演でも特別出演しており、今回も演出を変えて登場する予定。
ロボットが活躍する傑作漫画「PLUTO」の舞台、更には実際のコミュニケーションロボット「Pepper」の登場とあっては、ロボット・ファンはぜひチェックしたい作品だ。



■ Bunkamuraシアターコクーン 手塚治虫 生誕90周年記念
鉄腕アトム「地上最大のロボット」より 『プルートゥ PLUTO』スポット映像

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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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