二足歩行ロボットによる格闘競技大会「ROBO-ONE」が、2月24日(土)と25日(日)に日本科学未来館で開催される。
この大会は、第一回目が2002年2月2日に日本科学未来館にて開催されており、今年はこの大会の誕生の地で、開催16年目の凱旋大会となる。
ものづくり技術の向上と二足歩行ロボットの普及を目指している一般社団法人二足歩行ロボット協会が主催し、株式会社ミスミグループが特別協賛する。そのため、名称は「MISUMI presents 第32回ROBO-ONE」「MISUMI presents 第16回ROBO-ONE Light」および 「MISUMI presents 第3回ROBO-ONE auto」となっている。
ロボット参加台数は30台から284台へ
2002年当時、30台あまりのエントリーだった同大会だった。今回は国内216台、海外68台(一般84台/学生200台)、のべ284台の過去最大のエントリー数となる。海外からの参加国は韓国が多いとのこと。
歩くのがやっとだった第一回に比べ参加ロボットのレベルは格段に進歩し、歩くのはもちろん起き上がることも当然となり、リングを機敏に動き回り、本物の格闘技のような白熱する試合を披露するまでになった。
昨年からは完全自律機体によるROBO-ONE auto部門も新設。大会ごとに選手の技術レベルが進化していく姿を目の当たりにすることができる。
■【動画】MISUMI presents 1st ROBO-ONE auto highlights
ROBO-ONEとは
ROBO-ONEは2002年より年2回開催されている、パンチや投げ技などで相手を倒す、二足歩行ロボットの格闘競技大会。
3分1ラウンド、3ダウン制でトーナメントを行い、最強の二足歩行ロボットを決定する。
【参加申し込み台数:131台(参加国:日本108台、海外23台)】
ROBO-ONE Lightとは
ROBO-ONE Lightは1Kg以下級のロボットと公認された市販のロボットが参加する初心者向けの大会。
【参加申し込み台数:119台(国内91台、海外28台)】
ROBO-ONE autoとは
今回が3回目となる完全自律型ロボットの格闘競技大会。ロボットは自分で周囲状況を判断し、自動的に試合を行う。
ROBO-ONEの進化によりロボットの完成度が高まってきた昨今、ロボットが様々な動作を実現すると共に、画像処理や人工知能などの技術が進展。これらの技術を活用できる環境が整った2017年2月に第1回ROBO-ONE autoの大会が開催された。
【参加申し込み台数:計34台(国内17台、海外17台)】
▼大会詳細
会場 | 日本科学未来館 7階 未来館ホール |
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所在地 | 東京都江東区青海2-3-6 日本科学未来館 |
料金 | 観覧無料(※常設展・企画展の入場は別途料金が必要) |
アクセス | 新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」下車、徒歩約5分 「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分 東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分 |
会場URL | 日本科学未来館 http://www.miraikan.jst.go.jp/ |
日時 | ・2月24日(土) 10時開始/17時10分終了予定 「MISUMI presents 第16回ROBO-ONE Light」予選 「MISUMI presents 第3回ROBO-ONE auto」予選,決勝 「MISUMI presents 第32回ROBO-ONE」予選 ・2月25日(日) 10時開始/17時20分終了予定 「MISUMI presents 第16回ROBO-ONE Light」決勝 「MISUMI presents 第32回ROBO-ONE」決勝 |
その他 | ・当日の大会模様は、ニコニコ生放送およびYouTube liveでのネット配信予定。 ・二足歩行ロボットが当たる、お楽しみ抽選会を2月25日表彰式の中で開催。 ・詳細はROBO-ONEオフィシャルWEBサイトにて発表予定 |
司会・実況・ゲスト | ・解説:岡本 正行(ロボットゆうえんち)・進行:荒井 愛結 ・実況:せんとす(25日午前のみ) ・ゲスト:永谷 圭司(東北大学 未来科学技術共同センター准教授) |
一般社団法人二足歩行ロボット協会