BloombergがApple HomePodの原価について報じた。
TechInsightsによる分析を引用した記事となっており、現在米国で349ドルで売られているHomePodの原価は216ドルだという。
38%のマージンがAppleの収入となるが、この率はiPhoneやApple Watchに比べて低い利益率だという。またAmazon Echoは66%、Google Homeは56%のマージンがあるとされ、Appleが競合に比べて利益をとらないのは珍しく、HomePodの販売台数を増やしたい意向が伺える。
iFixitによるHomePod分解後の中身を見ても、マイク、トゥイーター、ウーファー、パワーマネージメントパーツがぎっしり詰め込まれており、他社スピーカーよりも複雑な作りで原価も高そうなのは感じる。
なお以前お伝えしたものだが、Amazon Echo Dotは31ドル相当、Google Home Miniは26ドル相当の部品で構成されているという。
1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。
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