株式会社MWは2026年6月11日(木)、複数の機関投資家・事業会社・個人投資家を引受先とするエクイティ調達および金融機関等からの借入により、シードラウンドで累計30億円の資金調達を完了したことを発表した。
AIロボティクスが日常的に稼働することを前提とした次世代住宅「Living Home」の本格事業化を加速させる。
1,000件超の問い合わせ・3プロジェクトが同時進行
第一号プロジェクト(東京・碑文谷)は販売開始直後に買付申込を受領し、1,000件を超える問い合わせを集めた。
第二号プロジェクト(福岡・警固)もすでに販売を開始。第三号プロジェクト(神奈川・山手)は同一敷地内に3棟を建設中で、2026年6月末の竣工を予定している。
都心・地方・リゾートを含め10件以上のプロジェクトが進行しており、同社が開発する住宅プラットフォームを他のハウスメーカーやデベロッパーへ提供する構想も並行して進める。
「住宅フィジカルAI」で従来のスマートホームを超える
現在「スマートホーム」と呼ばれる住宅の多くはIoTを通じた家電の遠隔操作にとどまり、メーカーごとにアプリが分散するという構造的課題を抱えている。
MWが掲げる「住宅フィジカルAI」は、住宅空間においてAIが自律的に環境を知覚・理解し、ロボットなどの物理的手段を通じて行動を実行する技術体系だ。
調達資金は主に以下4点に活用する。
(1)自社ブランドでのLiving Home供給の全国規模での拡大
(2)Vision-Language-Actionモデル等を含むロボット基盤モデルの研究開発と自社専用データセンターの設立
(3)住宅プラットフォーム(住空間OS)のハウスメーカー・デベロッパーへの提供基盤整備
(4)ロボティクス・建築・不動産・コーポレート領域にわたる採用強化
引受先には三菱UFJキャピタルやGMO AI&ロボティクス商事など
本シードラウンドの引受先には、株式会社ALPHA、全国保証イノベーションファンド(Spiral Innovation Partners株式会社運営)、ゆうちょ Spiral Regional Innovation Fund(同)、株式会社SMBC Edge、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ、三菱UFJキャピタル株式会社、Lo Enterprises LLC、ミナト・フィナンシャル・パートナーズ株式会社、GMO AI&ロボティクス商事株式会社、本城慎之介氏(学校法人軽井沢風越学園理事長・楽天共同創業者)、大森進氏(UBS証券株式会社監査役 元代表取締役会長)などが名を連ねる。
MWは2024年2月14日設立。建築設計から土地仕入れ、施工管理、ソフトウェア、フィジカルAIの研究開発・実装まで住宅事業の全工程を自社で一気通貫に手がける体制を構築している。
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