GoogleのAIYプロジェクト製品がアップデート、米国Targetで販売開始!
AIYプロジェクトとして、Googleが昨年リリースしたAIY Voice KitとAIY Vision Kitがアップデートされて米国Targetで販売開始となった。
昨年、AIYプロジェクトとして登場した2つのキットは開発者だけでなく教育向けとしても受け入れられたという。このSTEM需要によるキットの継続的な販売要望を踏まえて今回新しいバージョンのキットとしてリリースされることになった。
新キットは、必要なものがすべてパッケージに同梱されており、よりスピーディーに取り組むことができるようになっている。
またGoogle Playで「Google AIY Projects」アプリも公開され、Wi-Fiの設定などが可能になっている。
AIY Voice Kit
「AIY Voice Kit v2」にはRaspberry Pi Zero WH、プロビジョニング済みのSDカードが含まれる。
価格は49.99ドル、日本円でおよそ5,400円だ。
AIY Vision Kit
「AIY Vision Kit v1.1」にはRaspberry Pi Zero WH、Raspberry Pi Cam 2、プロビジョニング済みのSDカードが含まれる。
価格は89.99ドル、日本円でおよそ9,600円だ。
ロボスタ / AIY Projects
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。