【速報】ガンダム「ハロ」の会話ロボ、バンダイが7月下旬に予約開始へ 価格は15万円、ガンダム談義も
株式会社バンダイ 新規事業室は、AI(人工知能)を利用し、アニメ「機動戦士ガンダム」に関する会話を楽しむためのコミュニケーションロボット「ガンシェルジュ ハロ」を、バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて予約販売することを発表した。予約開始日は2018年7月下旬からを予定している。価格は149,040円(税込)。同製品は「CEATEC JAPAN 2017」にて参考出展されていたもの(関連記事「ガンダムの「ハロ」、バンダイが開発。2018年発売、AI搭載の対話型コミュ二ケーションロボット」)。
「ガンシェルジュ ハロ」とは
「ガンシェルジュ」とは、「ガンダム」と「コンシェルジュ」の造語で、同商品はテレビアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するマスコットロボット「ハロ」が「もし現代に存在していたら」をテーマにしたAIコミュニケーションロボットだ。バンダイが企画・販売を行い、日本アイ・ビー・エム株式会社がガンダムの内容に特化した会話システムを構築し、VAIO株式会社がハロ本体の機構、回路設計と生産を行う。
同商品最大の特徴は、アニメの世界観に特化した会話を行えるところ。ユーザーの発言を音声認識してAIで意味と意図を分析し、「ハロ」の声でデータベースから最適な回答を返す。キャラクターの台詞や忘れられないシーンなど、ガンダムの基本から踏み込んだ内容まで、作品にまつわるさまざまな会話が楽しめる。「ガンシェルジュ ハロ」は会話すればするほどより深い知識の話題を楽しむことができるようになることも特徴の一つだ。
「ハロ」の声は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン)」などで、「ハロ」の声を担当している声優の新井里美(あらい さとみ)さんが担当する。本体サイズは直径約19cmで、ガンダムに関する会話機能以外にも、Bluetoothスピーカー機能・アラーム機能を搭載している。また初期設定や、さまざまな設定を行うために専用のスマートフォンアプリを使用する。
商品名 :ガンシェルジュ ハロ
価格 :149,040円・税8%込/138,000円・税抜(送料・手数料別途)
予約開始時期:2018年7月下旬 予約開始予定
サイズ :約19cm
重さ :約1.25kg
動作 :前後左右の揺れ、話者方向への旋回
電池 :内蔵充電池(充電用専用ACアダプター付属)
通信方法 :無線LAN(会話にて使用)
Bluetooth(R)
(スマートフォンでの設定、スピーカー機能で使用)
その他機能 :外部スピーカー機能(Bluetooth(R)接続)、アラーム機能
本体の目と口にはLEDを内蔵し、色や点滅で「ハロ」の状態や表情を演出している。また、会話している相手の方向に向きを変えたり前後左右に揺れたりと、テレビアニメと同様の愛らしい動作が再現されている。
なお、6月7日(木)~10日(日)に東京ビッグサイトで開催される「東京おもちゃショー2018」のバンダイブース(西ホール ブースNo.2-01)内で、同商品の展示、体験会が行われる。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。