【vocalize.ai調査】スマートスピーカーの聞き取り能力、メーカー・機種による違いが判明。最良の耳を持つのはGoogle Home Max、最下位は・・・?

2018年6月19日、vocalize.aiがスマートスピーカーの聞き取り能力に関する新しいレポートを発表した。


今回発表されたデータは「Smart Speaker Speech In Noise (SIN) 」と呼ぶスマートスピーカーの聴力テスト。ポイントはノイズのある状況下での聞き取り能力を測定している点にある。またノイズは今回のテストでは2種類測定したものになっている。



Image: vocalize.ai

今回の調査では以下の結果となった。

・メーカー別ではGoogle Home、Apple HomePod、Amazon Echoの順で聞き取り能力が高い。
・Google Home機種別ではHome Maxが最良。次いでHomeではなくHome Miniとなった。
・Amazonは売れ筋のEcho Dotの聞き取り能力が低い。
・サードパーティー製スマートスピーカーの聞き取り能力は純正スマートスピーカーより低い。
・高音質で評判のSONOSは聞き取り能力が最下位となった。

実際のユーザーとして日頃使っている立場として、この結果と実際の印象が違う気もするが、どうだろうか。


僕はこう思った:

vocalize.aiの調査はオーディオの測定という観点で興味深いものです。他にも「スマートスピーカーの音声認識が優れているのはGoogle Home? それともAmazon Echo?」といったレポートも公開中です。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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