10種のロボットが集結! 衣装をまとったロボットファッションショー「ロボコレ2018」が開催

6月19日(火)、衣装を身にまとったロボットと、人間が一緒にランウェイを歩くロボットファッションショー「ロボコレ2018」が渋谷のイベントハウス型飲食店の東京カルチャーカルチャーで開催されました。

これは、ロボット専門アパレルブランド「ロボユニ」を展開するRocketRoad株式会社が主催したもの。

「ロボユニ」の衣装は、2016年にソフトバンクロボティクスのPepperで採用されたことをきっかけに、その後そのほかのコミュニケーションロボットの専用衣装へと波及。現在では10社のロボットメーカーに、専用衣装として採用されています。そんなロボットメーカー10社が集結したファッションショー。一体どのようなイベントになったのでしょうか。


「ロボコレ2018」の司会進行は東京カルチャーカルチャーの河原あずさんとHEART CATCHの西村真理子さん

ファッションショーが始まる前に、集ったお客さんにロボットと一緒に暮らしいてるかのアンケートを実施。


ロボットと暮らしているかの3択アンケート調査を実施!

結果は「家にいる」と「近々家に迎えたい」という数合わせると2/3を超える数字に。やはりロボットに興味の有る方がイベントに参加しているのですね。



ランウェイを(人間と一緒に)歩くロボットたち

そしていよいよファッションショーがスタート。


トップバッターは作務衣を着たヴイストンのSotaから。

Sotaと一緒にランウェイを歩くのはクレスコさん。

続いてはシャープのロボホン。

見にくいですが、襟元はロボホン柄になっています。

3番手はソニーモバイルコミュニケーションズのXperia Hello!

帽子と腕が付いているジャケットを着ていると雰囲気が全く変わります。

4番手はAKAのMusio。

蝶ネクタイがとボーダーがカワイイですよね。

5番手はMJIのTapia。

今回のロボットで唯一の女の子。パーカーの様なコスチュームです。

6番手はユニファのMEEBO

幼稚園などで写真を撮るので、園児のようなスモッグと黄色の帽子がいい雰囲気を醸し出しています。

7番手はユニロボットのunibo

uniboは3Dプリンターで作られた衣装を着ています。

8番手は日本サード・パーティが取り扱っているNAO。

白衣の様な白いジャケット。病院などで使われているためマッチします。

9番手はFRONTEOのKibiro。

発表当初からパーカー着てましたが、ロボユニではタキシードでビシッと決めています。

10番手は三越伊勢丹のオリジナル衣装を着たロボホン。

様々なカラーバリエーションを展開する様です。

11番手は講談社のATOM。


週刊鉄腕アトムの表紙も飾った赤いパーカーで登場しました。


ラストはソフトバンクロボティクスのPepper。

Pepperはランウェイを歩けませんでしたが。バリスタと作務衣をアピール

ファッションショーの最後は、全員で記念撮影。一番右がロボユニ開発責任者の泉さん。

これだけ一気にオリジナルの衣装を着たロボットが集まるというのはなかなか見ることが出来ない光景でした。



ロボットと公式衣装が購入できる販売プラットフォームも発表

改めて、本日登場したロボットとロボットメーカーのキーマンがお客さん間を通って一人ずつ壇上へ。



お客さんもハイタッチで迎え入れます。

実は、ファッションショーだけではなくもう一つ大きな発表がありました。それが、ロボットと公式衣装を購入できる販売プラットフォーム「ロボユニショッピングサイト」が開設されたということ。


各メーカーのキーマンが揃いのつなぎに着替え壇上で発表。

「ロボユニ」を始めようと思ったきっかけや、衣装作成で苦労した点、ショッピングサイトを開設しようと思った理由など説明しました。


ロボユニショッピングサイトについて発表が行われました。

Rocket Roadの泉さんは「一般の人が”ロボットを買いたい”と思っても、どこで買えるのか、金額はいくらか、機能はどう違うかがわかるようなロボット専門の販売サイトがなかった。世の中の人たちに電化製品のように使ってもらえるよう、販売サイトを立ち上げた」とショッピングサイトを立ち上げた理由を説明しました。

また、各メーカーからもロボユニに対する期待などのコメントをもらい、記者発表会は終了となりました。

この後のトークセッションについては別途記事を公開します!

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ぱっぺー☆あさひ

衛星放送、インターネットなど時代の先端の端っこにいて、今はロボット業界に身を置いています。 ロボットスタートでは広告営業をメインにしていますが、ロボティクススーツを着ることでロボット型人間『ぱっぺー』に。 近頃頑張っているアイドルを見ると泣いてしまう。「HKT48」を推しつつも「NGT48」「=LOVE」が気になっています。最近は取材の予習で聴いた「夢みるアドレセンス」の楽曲の良さに驚く。 長年の夢だったTBSラジオデビューを果たしました。 誕生日の夜は今年も一人かも知れないと不安しかありません。

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