アウディ、来年発売の電気自動車「Audi e-tron SUV」にAmazon Alexa搭載へ

2018年9月18日、独アウディが新型の電気自動車「Audi e-tron SUV」にAmazon Alexaを搭載することを発表した。



e-tronは2019年中頃に販売予定の新しい電気自動車。フルサイズSUVで400km走行可能という。価格は79,900ユーロ、日本円でおよそ1,062万円となる。なお今後e-tron以外のモデルにもAlexaを導入予定であることも発表されている。



アウディとしては初のAlexa搭載により、例えば自宅でAmazon Echoを使っているユーザーは日頃よく使う機能をそのまま車内でも使うことができるというのが売りだ。

車内で使うイメージとしてはオーディオブック読み上げのAudibleや音楽ストリーミングサービスのAmazon Music、ニュース、天気などをハンズフリーで音声で指示することができる。またスマートホーム制御として、車内にいながら対応するガレージのドアを閉めたりすることもできるようになる。



このAlexa機能は、LTEモジュール搭載のAudiのインフォテインメントシステムであるMMIオペレーティングシステムにシームレスに統合されており、スマートフォンのアプリを使う必要はなく、携帯電話とクルマをペアリングする必要もない。必要な作業はクルマとMMIの車載ディスプレイからAmazonアカウントをリンクさせることだけという。



以下デモ動画も公開されている。ウェイクは音声ではなくステアリングに取り付けられたボタンでの呼び出しのようだ。音声によるウェイクワードで起動するかは現時点では定かではない。



Source:Audi

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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