人気グループ「SNH48」のメンバーAijiaのパーソナルAIアバター(PAI)が上海でデビュー

9月26日、ObEN Incは、パーソナルアーティフィシャルインテリジェンス技術(PAI)を用い、1枚の自撮り写真と短時間の録音音声だけでパーソナル3Dアバターを作成することができるとして、中国の上海で開催された世界・人工知能・カンファレンスでセレブのPAIをデビューさせたことを発表した。

ObEN Incが作成したのは、中国の人気アイドルグループ「SNH48」のメンバー「Aijia」のパーソナル人工知能アバター。イベントでは、Aijia本人が直接ゲストとして出演し、自分のPAIの隣に立ってデュエット曲を歌った。


今回のイベントで、SNH48事務所の副会長であるXiong Wei氏は、次のように述べている。

Xiong Wei氏
「SNH48はObENとの協力を通じてバーチャルアイドルマーケットを拡大し、AI技術によるアイドルとファンのつながりを強化し、PAIを通じてファンとセレブがもっと親しい関係を構築し、実現していくことを目指しています。」



この技術は、コンピュータビジョン、自然言語処理、音声技術を組み合わせたものであり、ユーザーとそっくりで、ユーザーのように話し、ついにはユーザーのように行動することが学べる3Dインテリジェントなアバターを作成するという。また、PAIの作成に使われた個人のデータとPAIを使って生成されたデータは、Project PAIブロックチェーン上で保護される。

関連サイト
ObEN Inc 公式サイト

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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