最新スマートディスプレイ「JBL Link View」が早くも値下げ。Google Home Hubが影響か

JBLのGoogle Assistant搭載スマートディスプレイ「JBL Link View」がはやくも値下げ販売されている。JBL Link Viewは、今年9月3日より出荷が開始された、JBLならではのスピーカー性能が魅力の8インチスマートディスプレイだ。



ハーマン公式サイト、B&H、Crutchfield.comなどの米国オンラインストアでの販売価格が、当初価格の249.95ドルから50ドルOFFの199.95ドルに値下げさている。日本円でおよそ22,780円となる。

日本で発売が決定された10インチディスプレイ搭載の「Echo Show」は現在22,480円で購入できる。だいたい同じような価格なのが興味深い。



ちなみにJBLの通常のスマートスピーカーとしては、「JBL Link 10」、「Link 20」、「Link 300」、「Link 500」といったバリエーションがあるが、現在それぞれ99.95ドル〜299.95ドルで販売されている。今回スマートディスプレイの「JBL Link View」が値引きされたことで、相対的にかなりお得感を感じる。



一方、Google Assistant搭載のスマートディスプレイとしてのライバルのLenovo Smart Displayはいまだ値下げされてはおらず、8インチモデルが199.99ドル10インチモデルが249.99ドルのままとなっている。

JBL Link Viewは8インチモデルなのでLenovoの8インチモデルと比較した時、価格はほぼ同じだ。音質やデザインの好みで選ぶべきだろう。



JBL Link Viewが値引きされた背景には、10月9日発表予定と噂されるGoogle Home Hubの影響もあるかもしれない。Google Home Hubは公式スマートディスプレイであり、かつ149ドルの低価格モデルと言われている。

スマートディスプレイの市場競争がますますおもしろくなりそうだ。





Source:harmanaudio.com / B&H / Crutchfield.com

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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