LINEのリアルタイム翻訳搭載のワイヤレスイヤホン「Clova MARS」 グッドデザイン賞を受賞

ワイヤレスイヤホン「Clova MARS」は、もともと2017年11月10日にLINE Globalが発表したイヤホンで、CES 2018のBest of Innovations Awardを受賞したことで話題になった。




Clova MARSは、左右独立型のワイヤレスイヤホンで、リアルタイム翻訳機能、ノイズキャンセリング機能、LINEの音声アシスタントClovaが搭載されている。動画を見ると翻訳機能が売りのようだ。


グッドデザイン賞 受賞

そして10月3日、日本デザイン振興会による「GOOD DESIGN AWARD 2018(グッドデザインアワード)」にて、LINE Clova Marsがグッドデザイン賞を受賞したことが発表された。

受賞したClova MarsのディレクターはJames Kim氏、デザイナーはLuka Koh氏、JC Kim氏、Young Choi氏の3名。コンセプトは、「革新的なスマートイヤホン」で、言語の障壁を取り除くことを狙って翻訳機能のあるイヤホンをデザインしたという。

審査委員も「通常使いは音楽用のインナーイヤーヘッドホンであるが、スマホでアプリを立ち上げ、片一方を相手に使わせることで異なる言語を持つ2者間での会話を可能とするツールになる。アイデアが秀逸で、イヤホンの使い方に一石を投じ、これからのコミニュケーションツールに変革をもたらす可能性を示している。やさしい形状も評価出来る。」と評価されている。



Source:Good Design Award / Clova Mars

※訂正(2018年10月5日19:00)

LINE社より、本記事の情報取得元である「グッドデザイン賞・Clova Mars」に掲載された発売情報に誤りがあったとの連絡を受け、タイトルおよび本文を修正致しました。価格含めて日本での発売に関しては未定とのことです。なお、すでに「グッドデザイン賞・Clova Mars」の情報も修正されています。

ご迷惑をおかけした読者の皆様ならびに関係各位にお詫び申し上げます。

ABOUT THE AUTHOR / 

中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

PR

連載・コラム