英語学習AIロボットMusio、最新アップデートで初級者向け機能を拡充 新会員サービスもスタート

英語学習AIロボット「Musio」を開発するAKAは11月19日、Musioの最新ソフトウェア3.1.0を発表した。最新版にアップデートすることで、初級レベルでの英会話練習ができる新機能「Leaner’s Chat(ラーナーズチャット)」が追加される。また、単語や会話などを発音しながら反復練習できる「Eduモード(エデュモード)」のデザインを一新している。

最新バージョンへのアップデート後は、オンライン英会話「Kimini英会話」と「アルク Kiddy CAT英語教室」の学習内容をMusioから学ぶことができる新しい会員制サービス「EDGE KIDS」「EDGE for Kiddy CAT」(2019年春以降に販売予定)が利用できるようになる。



アップデートの特徴

同ロボットは、アメリカのネイティブ英語を話し自然な英会話ができる「チャットモード」と、専用教材を使用しレベルや目的に合わせた英語学習ができる「チューターモード」や「エデュモード」を搭載している。従来のチャットモードは、アメリカのドラマや映画をはじめとするネイティブスピーカーの英語表現を集積したAIを使用しているため、初級者にとって返答が困難なことがあった。

そこで、今回のアップデートにより、ユーザーが返答する際に返答フレーズの例文を提案する機能を開発し、よりスムーズな会話を可能にした。加えて、これまで単調になりやすく、学習のモチベーションを維持しづらかった「エデュモード」では、子どもも楽しんで勉強ができるようなデザインに改善し、学習意欲の向上と英語習得の効率化を行なった。



同社では引き続き、Musioが日本の英語教育向上においてさらなる貢献ができるよう発展していくとともに、「一家に1ロボット」時代の実現を目指していくと述べている。

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ロボスタ編集部

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