最新GPUや先端技術を活用できるNVIDIAの「Metropolis Partner Program」に、オプティムが参画

AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティムは、2018年12月10日、NVIDIAの「Metropolis Partner Program」へ参画したことを発表した。

同社は、NVIDIAの協力を得て、2016年10月17日にAI・IoTプラットフォームサービス「OPTiM Cloud IoT OS」における画像解析などのデータ処理に、エッジでのAIを実現するためのモジュール型組み込みスーパーコンピューター「NVIDIA Jetson」と連携する旨の発表しており、AI・データサイエンス領域のスタートアップ企業やAI技術パートナーを支援する「NVIDIA Inception Program」に参加するなど、AI分野においてNVIDIAの製品やサポートを積極的に導入していた。



▼「Metropolis Partner Program」とは

インテリジェント ビデオ分析プラットフォーム「NVIDIA Metropolis」を利用するパートナーが参画するプログラム。同プログラムのメンバー企業(パートナー)は、エッジからクラウド向けのNVIDIAのAIプラットフォーム、「Metropolis」を活用し、スマートシティ向けのさまざまなアプリケーションを構築している。
「Metropolis Partner Program」詳細ページ(公式サイトより)
https://www.nvidia.co.jp/object/metropolis-software-partners-jp.html

また、同社が2018年10月11日に発表を行った「OPTiM AI Camera」は、小売、飲食、銀行など10の業種に対して、街、施設、公共機関等に設置のカメラ映像をディープラーニングで解析し、“マーケティング”、“セキュリティ”、“業務効率”に生かすための300以上の学習済みモデルを適用したメニューを提供している。

同カメラは、AIが指定エリアへの侵入検知や、挙動不審な行動を検知するなど、学習済みモデルの作成を行うことなく、提供しているメニューを用いて行うことができるものだが、これを実行するにはNVIDIAのGPUが欠かせない。

同社は、今後「Metropolis」パートナーとしてもNVIDIAのGPUを活用し、提供している様々なAIサービスと組み合わせて安心・安全な社会の実現を目指すと述べている。



▼「OPTiM Cloud IoT OS」とは

OPTiM Cloud IoT OS」とは、AIとIoTを繋ぐプラットフォームサービスだ。パソコンのOSのような直観的なインターフェースを持ち、セキュアにIoT端末の管理・制御を行い、IoT端末より取得したデータの蓄積や分析、各種AIの活用、さまざまなクラウドサービスとの連携が可能。さらに、新規プラットフォームの立上げ、アプリケーション開発・販売の効率的な運用支援の提供も行っている。

■【動画】OPTiM Cloud IoT OS

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ロボスタ編集部

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