Appleのスマートスピーカー「HomePod」、中国・香港で2019年1月18日発売決定

2019年1月13日、AppleがHomePodを中国と香港で1月18日より発売することを明らかにした。

昨年末に2019年初頭の販売を発表していたもので、それが予告通りとなったものだ。それぞれの国のApple公式ページにて告知されている。


すでにその準備として昨年末にHomePodのSiriはソフトウェアアップデートで中国向けの広東語・北京語、香港向けの広東語をサポートしている。



また公式サイトでは中国・香港向けのコンテンツパートナーも発表されている。中国向けにはQQ Music、DeDao、iHuman Story、Dragonfly FM、Penguin FM、そして香港向けにはSpotify、KKBOX、JOOXなどがサポートされる。またApple Musicも中国や香港向けの音楽ジャンルが追加されているという。


価格は中国では2,799人民元(約44,800円)、香港では2,799香港ドル(約38,600円)で販売される。アメリカでは349.00ドル(約37,800円)なのでそれに比べると若干高い程度の価格設定となっている。



HomePodは、2018年2月に米国、英国、オーストラリアで最初に発売され、ついで2018年6月にカナダ、フランス、ドイツ、2018年10月、スペイン、メキシコで販売されてきた。そして今回の中国・香港となった。次に日本での販売となるのかどうか引き続き注目したい。


ABOUT THE AUTHOR / 

中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

PR

連載・コラム