【米国】コードを書かずに簡単に社内専用のAlexaスキルが作れる「Alexa for Business Blueprints」登場。

2019年3月28日、アメリカでAlexa for Business Blueprintsが発表された。

Alexa Skill Blueprintsは日本でも開始されたばかりの新サービスで、テンプレートの手順に従い空欄を埋めるだけで、簡単に自分だけのAlexaスキルを作成できるというもの。基本的に家族向け・個人向けに用意されたものだったのだが、今回「for Business」として企業でも使えるサービスになったというわけだ。


米国のAlexa Skill BlueprintsのWEBサイトの下の方に「Business」カテゴリが新設されており、そこに「Business Q&A」と「Onboard Guide」という2つのテンプレートが用意された。

「Business Q&A」は、自分の組織やビジネスに関連する独自の質問に回答してくれるスキルのテンプレートだ。例えば「Alexa、オフィスヘルパーを開いて」でスキルを起動し「ソーシャルメディアキャンペーンの担当者は誰?」と質問すると「マーケティング担当者はマリーさんです。」といった回答が得られるスキルだ。

「Onboard Guide」は、新入社員が組織の情報を把握するのに役立つスキルのテンプレートだ。例えば「Alexa、チームガイドを開いて」でスキルを起動。「チームガイドへようこそ。何を知りたいですか?」と聞かれる。「どうやって郵便を遅れバイですか?」と聞くと、「A棟2階のビジネスセンターで取り扱います。平日は午前11時から午後1時まで対応しています。」といった回答が得られる。

もちろん「Business」カテゴリ以外のテンプレートを使うことも可能だ。


社内情報に対応したビジネス向けのスキルは社外の人が使うのは問題がある。そこでプライベートスキルと呼ぶ組織内だけでスキルを展開することができるのAlexa for Businessの機能を組み合わせて利用する形となる。

基本的な流れは、Blueprintsのサイトに行って、テンプレートを選んでカスタムしてスキルを作る。会社宛にスキルをサブミットすると、社内のIT管理者がレビュー。問題なければ社内のみで使えるプライベートスキルとして公開される。


コードを1行も書かずにスキルを作れるBlueprintsの手軽さと、プライベートスキルの組み合わせは、社内のAlexa導入を劇的に広げるだろう。「ゲストWi-Fiパスワードとは何ですか?」、「トイレは何階にありますか?」など・・・Alexaで対応できそうなことはいくらでもあるのだから。



Source:Alexa for Business – Blueprints

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中橋 義博
中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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