てとてとて合同会社、Google Homeをプッシュ通知可能にするキットの最新版「GHKit Zero」発表

2019年4月11日に、てとてとて合同会社が「GHKit」の最新版「GHKit Zero」を販売開始した。



GHKitは、Google Homeでプッシュ通知を実現することができるキット。通常、人間から話しかけないと話さないGoogle Homeが、GHKitによりGoogle Home側から話をしてくるようになるのが売りになっている。



「IFTTT」などと連携し、外部からのイベントに応じたプッシュ通知で、タイミングよく、音声で、あらかじめ設定した好みのメッセージをGoogle Homeで再生することができる。

例として、メールを受信した時やTwitterが投稿された時にメールの件名やツイートされた内容をGoogle Homeで再生する、明日の天気予報が雨に変わった時にあらかじめ設定した音声メッセージで知らせる、時報やリマイダーの発話などが紹介されている。



最新版「GHKit Zero」では、サービス連携プラットフォームとして、これまでサポートしていたIFTTTに加え、「Google Apps Script」と「AWS IoT エンタープライズボタン」を新たにサポートした。

以前販売されていたGHKitはRaspberry PI+SDカードセットの標準構成18,000円だったのだが、新製品のGHKit Zeroの販売価格は12,000円と安くなった。これは基本のハードウェアに「Raspberry Pi Zero W」を採用したことで値下げできたものだという。




Source:てとてとて合同会社

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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