【米国】Amazon Echoをホームセキュリティデバイスにする新機能「Alexa Guard」が正式リリース

2019年5月14日、Amazon Echoで「Alexa Guard」が利用可能になった。2018年9月に発表された新機能で、2018年12月にベータテスト開始、そして今回すべての米国のユーザーが利用可能になった。



Alexa GuardはAmazon Echoデバイスが自宅を安全に保ってくれる機能。単に「Alexa、I’m leaving(行ってきます)」と伝えるとガードモードが有効になる。ガード中はAmazon Echoがガラスが割れた音、煙警報機・一酸化炭素警報機の警報音などを検出するとユーザーのスマートフォンに通知してくれる。またスマートライトのオンオフを自動的に行うことで侵入者に対して人がいるように見せかけたり、RingまたはADTセキュリティシステム統合し、緊急時に業者に連絡するといった統合も可能だ。帰宅後は「I’m home(ただいま)」と伝えるとガードモードが無効になり、通常のホームモードになる。

Amazon Echo単体でもAlexa Guardは機能し、無料で使える。さらによりセキュリティ効果を高めるために、Amazon.comでは、スマートライトとのセットの「Away Lightingバンドル」、Ringのセキュリティシステムとのセットの「Ring Alarmバンドル」、ADTのセキュリティシステムとのセット「ADTバンドル」の組み合わせラインアップ展開も用意されている。


動作イメージの動画も公開されている。



Source:Alexa Guard


僕はこう思った:

この機能は日本でも是非早めの対応を期待したいところです。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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