会話ロボット「Tapia」ベースの あんしんライフパートナー「Tapia Press(タピアプレス)」を発表、熊本の地域情報や見守り機能を提供

MJIがコミュニケーションロボット「Tapia(タピア)」をベースとした”あんしんライフパートナー「Tapia Press(タピアプレス)」”を発表した。「タピアプレス」は熊本日日新聞と連携してニュース、天気などの地域情報を提供したり、室内の温湿度の通知やビデオ通話などによる見守り機能を装備する。
販売は新聞の販売網を持つ熊日都市圏販売株式会社が行い、購入時の初回登録サポート「お届けサービス」や、自宅へスタッフが来て使用方法などサポートしてくれる「訪問サービス」を用意する。
発売日は9月2日、価格は税別168,000円で、月額料金は不要。


タピアプレスの概要と特徴

あんしんライフパートナー「タピアプレス」は、外観は従来からのタピアと同様のロボット。熊本日日新聞のニュースを表示したり、室内の温度を利用者や近親者へ伝える機能を標準で装備する。タピアが高齢者と離れた家族をつなぎ、安心して暮らせる社会の実現を目指すとしている。


「熊本日日新聞ニュース」

熊本の出来事を毎日お知らせ。
熊本日日新聞のニュースを表示する。


「あんしん連絡」

こまったときに、近親者へビデオ通話を発信。調子が悪い、手助けしてほしい…こまったときにはかんたんに登録したユーザーへ繰り返しビデオ発信ができる。

あんしん連絡


「室内温湿度通知」

室内温湿度をタピアが利用者に通知。基準値を超えた場合はタピアが利用者に通知する。

室内温湿度センサー(手前右)


「スマートフォンアプリ連携:タピアであんしん」

タピアを通して間接的なみまもり。タピアとの交流状況や、タピアのいる環境の室内温湿度をスマートフォンアプリに表示する。

タピアであんしん、スマホアプリとの連携通知

MJIと熊日都市圏販売は「これから加速する超高齢化社会、独居世帯などの社会問題をロボットで解決したい」「より楽しく豊かな生活を社会に提供したい」という想いからコラボレーションが実現した、という。2019年6月には1ヶ月間熊本の各家庭での実証実験を行い、この度、タピアの新たなサービス「タピアプレス」を熊本県内へ提供することになった。


【製品名】 Tapia Press (タピアプレス)室内温湿度センサー付
【発売日】 2019年9月2日(月)
【販売価格】 168,000円(税抜)月額料金不要
【サービス※1】
お届けサービス:ご購入時の初回登録サポート
訪問サービス:ご自宅へスタッフがお伺いして使用方法などサポート
※1詳細はホームページ(下記)を参照
【主な機能】
熊本日日新聞ニュース、会話、室内温湿度通知(センサー連動)、あんしん連絡、天気、予定表など
専用スマートフォンアプリ:ビデオ通話、みまもり、タピアとの交流状況・室内温湿度の表示など
【URL】 http://kumahan.com/tapia/index.html

【主な仕様】

型番 SE100J-C
サイズ 高さ 245mm × 横幅 220mm
通信 Wi-Fi、ユーザーが契約すればSIMも利用可(楽天モバイルSIM)、BLE
H/W タッチパネルモニタ、カメラ、マイク、スピーカー、バッテリー
その他 室内温湿度センサー(ボタン電池付)
URL http://kumahan.com/tapia/index.html

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ロボスタ編集部

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