エアボクシングでファイト!素手のパンチをセンサーが認識してめっちゃ楽しい「拳闘士ガチンコファイト」

今回ロボスタでは、2019年7月11日にタカラトミーから発売された玩具「拳闘士ガチンコファイト」のレビューをしていきたいと思います。この拳闘士ガチンコファイト、すごいのが「センサーで戦うボクシングゲーム」ということ。従来の玩具「拳闘士 PART2」や「拳闘士 PART3」などでは、線(チューブ)でつながったボクシンググローブ風のコントローラを振り回してパンチを繰り出していましたが、さすがIoTセンシング時代。本体に搭載されたセンサーがプレイヤーのパンチを捉え、玩具のボクサーがパンチを繰り出します。つまり、素手で勝負! 相手のボクサーにストレートパンチを決めて場外に吹っ飛ばした方が勝ちとなります。

ゲームモードは、プレイヤー同士が戦う「PLAYERS MODE」とCPUと対戦することができる「ONE PLAYER MODE」があるのでそれぞれプレイしてみましょう。



プレイヤーをなぎ倒せ「PvPモード」

まずはプレイヤー同士が戦うPLAYERS MODEを試してみます。センサーは本体の両端にあるので、そこにパンチを繰り出すとボクサーがストレートを繰り出します。



写真の真ん中にあるのがON・OFFのスイッチで、真ん中にある状態が電源OFF、左に移動させるとONE PLAYER MODE、右に移動させるとプレイヤー同士が戦うPLAYERS MODEになります。

それでは早速、闘ってみましょう!

試合中にボクサーが何度かパンチしない場面があったのですが、これはどうやらパンチを繰り出した後、センサーの反応範囲にこぶしがあるとパンチが出ないみたいです。また、プレイヤーのパンチが早すぎても認識しません。つまり正確なパンチを出せるかどうかが、このゲームで勝利する鍵になります。


5連勝でチャンピオンを目指せ!「ONE PLAYER MODE」

ONE PLAYER MODEでは、CPUと対戦することができます。勝負は5試合あり、ファイナルバトルに勝利するとチャンピオンになれます。負けた場合は、再度キャラクターをセットすることで負けたステージをやり直すことができます。

動画では2戦目で負けていますが、本来、初戦と2戦目は楽に勝つことができます。その後の3戦〜4戦目になってくるとかなり難しくなっていき、5戦目は勝てる気がしません。

平成生まれの拳闘士が進化

拳闘士ガチンコファイトは、1989年(平成元年)に発売された拳闘士シリーズの6代目になります。拳闘士シリーズはもともと、付属のグローブを装着して遊ぶのが特徴的でした。プレイヤーのグローブは、ボクサーフィギュアのチューブでつながれ、プレイヤーの動きを受けた空気圧で、フィギュアがパンチを繰り出すという当時にしては画期的な仕組みの玩具のようでした。



それが令和に変わって進化。従来必要だったグローブが不要になりました。さらに、拳闘士シリーズにサウンドが初めて搭載されて、没入感が増えたようです。しかし個人的には、サウンドだけでなくグローブもあってもいいなと感じました。ただ、センサーで遊ぶという中々出来ない体験はかなり新鮮です。


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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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