Amazonの新製品「Echo Flex」レビュー ナイトライトとモーションセンサーを試してみた
今回の記事では11月14日に発売されたAmazon Echoシリーズの新製品「Echo Flex」(エコーフレックス)の紹介とレビューを行います。まずは簡単な商品概要から。
柔軟(フレックス)と名付けられたEchoシリーズの新製品
Echo Flexは、コンセントに直接差し込んで使う小型のプラグイン式スマートスピーカーです。
Echo Flex本体だけで、天気やニュースの他、AlexaスキルなどEcho Dotとほぼ同じように使用することができます。なおかつ、Echo Flexの大きな特長は拡張機器をドッキングすることができることです。Echo Flex本体の底部にはUSB-Aコネクタが搭載されていて、ナイトライトやモーションセンサー等の別売の機器を接続して、機能拡張することができます。(USBコネクタにスマートフォンのケーブルを挿してスマホの充電もできます)
センサーが自動点灯・消灯 「ナイトライト」
ナイトライトは内蔵されたライトセンサーが暗い時と明るい時を判断し、暗い時に自動で点灯、明るい時に消灯します。明るさは最大で20ルーメンで、常夜灯やベッドサイド用の読書灯として使用することができます。もちろん部屋用の主照明ほどの明るさはありません。
また注意事項として、スマートライトを音声やAlexaアプリを用いてオン・オフにすると自動モードが12時間無効になります。この仕様はオフにした直後にライトセンサーがライトを再びONにしないためのものです。自動設定を有効にしたい場合はナイトライトを本体との接続から外し、再び接続します。
動きを検知したら定型アクションを実行 「モーションセンサー」
モーションセンサーは「動き」を検知したら、設定した定型アクションを実行してくれます。例えば、人の動きをセンサーが感知したら、スマートホーム対応を照明を点ける、などの定型アクションが設定できます。定型アクションはAlexaアプリで設定します。センサーが再検知する時間も設定可能です。また、一定時間、動きを検知しなかった場合に定型アクションを実行させることもできます。
モーションセンサーを設置する場所には条件があるので注意しましょう。
・動きを検知したい範囲に、センサーの「視線」を妨げたり、家具などの後ろになるような設置をしないでください
・センサーが直射日光の当たる場所に置かないでください。誤作動が発生する可能性があります
・センサーを熱風口やポータブルヒーターなどの熱源の近くに置かないでください。急激な温度変化によりセンサーが作動する場合があります。
ライトとセンサーを試してみた
それではライトとセンサーを試してみます。
まずは、声でライトの色を変化させる動画をご覧ください。明るさを調整したり、消すところなど、ひと通りの流れを試してみます。
動画にはありませんが、「アレクサ、おやすみ」と発話すると、ナイトライトを消す、という設定にもできます。このアクションで電気を消すには、Alexaアプリの定型アクションから設定を行います。
続いてセンサーです。試用したEcho Flexは近くで手を降ったくらいでは反応せず、2〜3m程度離れた場所での動きの方が感知しやすいようです。そこで、動画ではアレクサが動きに反応してジョークを言い、続けてフラッシュニュースを再生する流れを試してみました。身体の動きはカメラの後ろのため写っていません。ごめんなさい。(ニュースは尺の都合、途中でカットしています。)
音質を除けばDot以上
使用してみた感想は、音質を除けばDot以上だと感じました。ただそれと同時に使用用途がDotと少し違うのかなと思いました。例えばDotは個人部屋で使用するのに対してFlexは台所や洗面所、玄関などの用途で使用するのかなと思いました。もちろんDotと同じように部屋に置いて使用することもできるので、様々なシーンで活用できそうですね。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。